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原稿用紙と間違えられたチリ紙その15

エンタメで

少し前までは綺麗事やハートフルなモノを

あんなのは偽善だとか

世の中はこんなご都合主義ではないとか

もっと世の中は汚れてるとか

見る側も演る側も斜に構えてて

毒を吐いてスカッとする(?)みたいな

あげつらって笑うみたいな

そういうのがあったと思う

でもここ最近は見る側が

世の中が汚いことなんてわかりきっているから

エンタメではせめて辛い現実から

遠ざけてほしい

ファンタジーでもいいから

ハッピーエンドにしてほしい

というような傾向にあるような気がする

あくまでワシが見る世間の主観だけど

世の中の流れはエンタメに強く

反映されているのかもしれないなあ

都会で一人暮らしで

仕事から疲れて帰ってきて

そんな状態で毒の強い笑いを浴びるのを想像すると

ワシだったら心がしんどいかもしれない

毒の強い笑いが悪いんじゃないとは思ってるけど

うーんやっぱり時代の流れなのかしら…

今が分岐点なのかも

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