薬師丸ひこうき

秋田で生活している人です。 雑多なことを書きます。

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最近の記事

原稿用紙と間違えられたチリ紙その15

エンタメで 少し前までは綺麗事やハートフルなモノを あんなのは偽善だとか 世の中はこんなご都合主義ではないとか もっと世の中は汚れてるとか 見る側も演る側も斜に構えてて 毒を吐いてスカッとする(?)みたいな あげつらって笑うみたいな そういうのがあったと思う でもここ最近は見る側が 世の中が汚いことなんてわかりきっているから エンタメではせめて辛い現実から 遠ざけてほしい ファンタジーでもいいから ハッピーエンドにしてほしい というような傾向にあ

    • なんちゃって小説『笑う赤信号』

      なんちゃって小説『笑う赤信号』  Q市のL地区にはおかしな噂があった。それはある交差点の信号機が深夜になり赤信号が点滅する時間になるとどこからか笑い声が聞こえるという噂であった。しかしどこの交差点にある信号機なのか、確かな情報は無く誰もが小学生とかその辺りの子供達が面白半分ででっち上げたのだろうと信じている住民は誰もいなかった。  その日、大学生の坂口はアルバイトからの帰りであった。L地区は大学がありながら夜になると人通りが少なく、コオロギやらカエルやらの鳴き声が響くような

      • 原稿用紙と間違えられたチリ紙その14

        ヘタウマという日本語がある。 「ヘタだけど魅力がある」的な意味合いで使われる。 基本的にヘタウマというのは漫画やイラストの世界のみで使われてきたらしい。 湯村輝彦氏というイラストレーターがヘタウマという概念を確立したと言われている。 ちなみに湯村氏は4つの分類をしている。 ウマウマ:ウマいし魅力がある ウマヘタ:ウマいけど魅力がない ヘタウマ:前述の通り ヘタヘタ:ヘタでどうしようもない そして湯村氏による順位付けでは 1.ヘタウマ 2.ヘタヘタ 3.ウマウマ

        • 原稿用紙と間違えられたチリ紙その13

          先日、不思議な夢を見た。 2011年に亡くなった立川談志師匠が何故か生きているのだ。 そしてその談志師匠が何故か私とサシでいる。 談志師匠が存命なら今年で88歳である。 夢に現れた88歳の談志師匠は白いヒゲを生やしていた。 どんな会話をしたかは覚えていない。 だけど終始穏やかだったことは覚えている。 そして談志師匠は私の顔を見るとニコッと笑い 「お前はきっと良くなるよ」と 生前の毒舌ぶりからは想像もできない言葉を言われた。 なんだってあんな夢を見たのだろう

        原稿用紙と間違えられたチリ紙その15

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その12

          「褒めると成長しない」「厳しくしないと成長しない」とは本当なんだろうか 今はミス無く仕事をするのが当たり前で ミスをすると一発OUTのような世の中な気がする ミス無く仕事できたとして それを褒めたりしてくれる人はいない なぜなら「当たり前」になってるから 話は変わって ワシは落語をよく聴く 落語の噺の世界では そそっかしい八五郎も馬鹿な与太郎もだらしがない若旦那も 馬鹿だなぁとかしょうがないヤツだなぁとか言われながらも 何かちゃんとできた時は隠居やら奥さ

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その12

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その11

          創作意欲というものが小さくなったのは 今年の3月に精神がクラッシュしてからだった 脳にモヤというより 深く濃い霧が立ち込めている感じである もうダメかもしれない 何もかも終わりか… そう思っていたのだが まだ終わらずにいる 今度ひとりでギターを持って スタジオにでも入ってみようか

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その11

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その10

          いつの間にか月1のペースになっている。 仕方がない。書くことが見当たらないのだ。 書くことが見当たらないということを今書いている。 今、私は何がしたいのだろう。

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その10

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その9

          立川談志、という噺家がいた。 私は生前、落語は見たことなかったがテレビではその存在を知っていた。 その後落語を好きになって立川談志という人の落語や人間を知ることになる。 立川談志という噺家は「なんとなく好き」とか「なんとなく嫌い」とか曖昧な線引が難しい人だと思う。 「大好き」か「大嫌い」のどっちかだと思っていた。 しかし私は談志のCDも持っているし本も買っているのだが、所謂「談志信者」にはなっていない。 「噺家」として他の噺家と同じカテゴリーなのだ。 古今亭志ん

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その9

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その8

          現在、療養中である。 四六時中頭にモヤがかかった状態。 それでも幾分かは良くなってきた。 明日のことなど、誰にもわからぬ。 そうして寝るだけなのだ。

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その8

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その7

          頭の中がこんがらがって もう何がなんだかわからなくなると 人間は涙が出てきてしまう 今、まるで 悪い夢を見続けているような そんな感じである 私だって 喚き散らしながら 大声で大泣きしたくもなる

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その7

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その6

          年が明けた 2024年である そしてもう1月が終わろうとしている そしてそして何やらいろいろ騒がしくきな臭い 自分の芯がブレてしまいそうだ 惑っている 心が惑っている私がいる アンダーグラウンドを原点とした私がいる 地下芸人 地下が私にはお似合いかしら 潜れっ

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その6

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その5

          この数週間 ずっとお笑いのことを考えていたら お笑いの分析をし始めて あっ これは 考え過ぎてわからなくなるパターンだ そう思って 一旦考えるのをストップしたら 水曜日のダウンタウンの スベリ-1グランプリが 観たくなった

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その5

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その4

          恥ずかしい時 穴があったら入りたい という言葉を使うけれども その穴は勝手に空いてるのではなく 自分で掘らないといけない そして 自分で掘ったその穴のことを 墓穴と言うのだろう 詰んでる

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その4

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その3

          やり場のない感情を 表すことができる言葉 そんなものがあれば とっくに言語化している 言葉にならない 妥当な言葉が見つからない そんな感情が湧いてきたら どうすればいいだろう とりあえず 言語化する作業の前に 湧いてきた感情を 抱きしめることができたら そう思います イチニョッキ

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その3

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その2

          ご自由にお書きください。 とnoteを開くと表示されている。 しかし自由とは果たして何を指しているのだろう? 自由とは言いつつも なかなか自由にできないものだ 自由は難しい うーんうーんうーんと 考え込んだら それは自由の思う壺 自由に縛られてしまう 難しいネ くるっくるーのやっほっほー

          原稿用紙と間違えられたチリ紙その2

          原稿用紙と間違えられたチリ紙

          頭の中で 何か考えがあって それをまとめようとしたら こんがらがって 絡まりを解こうとしたら 余計に複雑にこんがらがって ぐるぐるになって 頭の中からゴトンと 音を立てて 鉛のような塊が 転がり落ちてきた こんがらがり過ぎて もはやなんだかわからない ダークマターを 瞬間接着剤で塗り固めたような 小学一年生の男子児童が 謎の情熱で作り上げた ピッカピカの泥団子のような よくわからない「ソレ」は 排水溝を通って どこかに出かけた 頭の中

          原稿用紙と間違えられたチリ紙