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富と知を生め!私が提唱するIndustrial Development 2.0 for Africa (ケニアの視点から)- Vol.1

私が長年事業をやってるケニアには、KIRDI(Kenya Industrial Research and Development Institution)という工業全体の発展のために存在している国家機関がある。

参考:https://www.kirdi.go.ke/ 
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食品、化学品、金属加工など様々な工業分野で、起業家育成から加工機械の貸し出し、品質に関わるコンサルティングなど、多岐にわたるサポートを行う。

私どもも開発や商品製造のために利用させてもらっていて、とても助かっている!しかし一利用企業として、また「農産物の生産〜集荷〜食品加工〜卸・小売」の全て(=サプライチェーン全体のマネジメント)をガチンコ勝負で取り組んできたビジネスパーソンとしては、KIRDIをもっと素晴らしく進化させられるのではという幾つかのアイディアを持っている。

我が社が手放しに成長するように育てあげ、私が経営者としてある程度やりきったなという頃に、挑戦したいと思っていることがある。KIRDI(のような機関)1.0 をKIRDI2.0に進化させ、ケニア国家、東アフリカ、はたまたアフリカ?!の工業化(特に農業および農産物加工の分野)に資することである…!!

さて、読者のほとんどがKIRDIが何かご存知ないはずなので、まずは、元協力隊、および起業家としての私の視点から1. KIRDIの功績を紹介し、その上で2. KIRDIの問題点、3. 私なら何ができるか?の3点について、3回に分けて書きたいと思う。

KIRDIがもたらした功績とは

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