店舗撤退。選択と集中で、農産物加工メーカーとしてのインパクト拡大へ
4月末で、自社の小売網を、オンライン販売に一本化、実店舗を撤退する。
今後、食品加工ブランドとしての成長によりコミットしていく。
自社ブランド販売の成長のおかげで、「小規模農家の作物を世界スタンダードの商品に変える」という企業ミッションにリソースを集中させられるようになったこと
社員が働きやすく、やるべきことに集中しつつ、私生活とのバランスを取れるような職場への改善の必要性
この2つを考え、今が一本化のタイミングと見た。
事業の成長面から見ても、
当店の商品を評価するロイヤル顧客層がECに集中しており、来店客のロイヤル顧客も、ECに振り向いてくれる可能性が高いため、実店舗を持つ必要性がより低い。
実店舗運営にかかる、陳列や清掃などの日々の負荷を、自社ブランドを磨くリソースに振り向けられる
という意味で、前向きな決断といえる。
来月には店舗を撤退し、
アボカドオイルの製造を行えるケニア工業開発機関(KIRDI)と、
ケニア品質認証機関(KEBS)にかなり近い場所に、
出荷場所・オフィス・私の住まいなどを全て移す。
パッケージの製造メーカーなどとも近いエリアに移動することになり、まさに農産物加工に集中していくにはより良い立地となる。
土地は広いが安いエリアなので、2拠点でバラバラにやっていた小規模の加工を1つの場所で、コミュニケーションもかなり円滑となるはず。
ミーティングスペースも広く取れるようになるので、アイデア出しやミーティングに最適。
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