「ゼレンスキーは、ニュータイプの芽」に疑問。
先日、テレ朝系のニュースで伝えられた…富野由悠季✖︎高橋杉雄対談。
この中で、ロシアとウクライナの戦争に富野氏が触れ、ゼレンスキー大統領を「ニュータイプの芽」と表現した。
この事には、私個人としては非常に落胆した。
そもそも、何故ウクライナをロシアが叩く必要性があったのか?を考えれば、ちゃんとした理由がある訳で、表向きの嘘の報道でしか知り得ない、一般の人にとっては、その真意と言うのは永遠に理解出来ない事ではありますが、その辺りを理解すれば至極当然の事なのです。
(※この事は、調べ方で真実を知る事が出来るので詳細は割愛です。)
簡単な所では、コメディアンであった人物がある日ある時から一国の代表になり、戦争を始めた。
政治的な実績もないまま、なぜその〝席〟に座る事ができたのか?
シンプルに考えれば〝お膳立て〟があったからで、その〝お膳立て〟とは、軍産複合体を有する各国が神輿を担いでいるから。
そこには〝利益〟が介在し、儲かるから戦争をしているに過ぎない。
つまり、兵器を使いたいから戦争を起こした張本人こそが〝ウクライナ〟であり、攻撃され途方に暮れているウクライナ国民の映像だって、プロパガンダ〟に過ぎない。
この様な戦争を起こした輩を引き合いに出して「ニュータイプの芽」とは如何なものかと。
この様な言い方はしたくないなが、御歳を考えると、もう〝老害〟の域に入って来ている富野氏。
数々のインタビューの中で語られて来た、丁寧な言い回しは、今回に関しては杜撰だった。
富野氏がアニメシリーズで提案し、提唱して来た「ニュータイプ」とは「人間の革新」
既存の意識では無く、言葉も凌駕して人との繋がりをうみ、理解し合うと言う概念。
ある種のマイノリティーと言ってもいい「新人類」の事を指している。
その事から考えれば、ゼレンスキーの「あり方」は、旧態然とした中で行われている事に過ぎず…「ニュータイプ」とは程遠い存在。
ここに何故「ニュータイプの芽」があるのか?
多分この対談を見た、富野氏が手掛けたアニメシリーズのファンは唖然としたに違いない。
詳細にリサーチを行い、そこから導いたテーマを元にアニメシリーズに反映し、提案して来た人の言葉なのかと…。
昨今、この様な知名度のある人の発信程、信憑性に欠ける内容が横行しており、ネット社会の弊害となりつつある。
寧ろ、前時代の頃の方が、限定された〝真情報〟が獲得し易かったのかもしれない。
この様な発信は、混沌とさせ、真意に中々到達出来ない壁にもなっている。
今だからこそ、多くの情報から〝真〟を見つけ出す能力を身につけるべき時と強く感じます。