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いじめの思い出

こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。

今回はいじめの話。

最近結構皆さんこの問題を取り上げてらっしゃって。


つい先日、やっとこさわたしが小学生の頃いじめられていたんだなぁ、と認識したので当時の思いと共に綴ってみます。

特に有益な話や、問題提起を含んでいるわけではありません。

あくまでも思い出話。こんなヤツもいるんだなぁ、ぐらいでお読み頂ければと。



最初は…、小学三年ぐらいだったかな。帰ろうとしたら靴がなかったんです。

一応教室に戻って先生に伝えてみました。その後クラス総動員でわたしの靴探しです。

何十分かして見つかりました。

当時の学校には鯉などがいる池があり、その後ろに風呂釜のような金魚用の水槽が何個かあったんですが、その一つの外側の隙間にねじ込まれてました。

その時は感謝しましたよ。そんな場所思い付きっこない。どこにあるか分からない中で探そうとも思わない場所だもの。

…そして、それから毎日のように靴がなくなりました。

最初はクラスのみんなも親身になって探すのを手伝ってくれてましたが、何日かすると殆どみんなダレてました。

わたしも探す側ならきっとそう思います。だって早く帰りたいもの。遊びたいもの。

そんな中、最たる当事者のわたしが何をしていたかといえば、誰がどれくらいかけてどこで見付けるか。これをひたすらインプットしてました。

もうね、最初の段階で理解はしてたんです。やったのはクラスの誰かだと。あとは目星を付けて行動パターンを探るだけ。

そのうち騒ぐこともなく淡々と1人で靴を見付けて帰るようになりました。程なくして靴が隠されることもなくなりました。

この時のわたしは、真の被害者は探すことに巻き込まれたクラスメートだと思っていたので、いじめられたという自覚はありません。



時は過ぎ、小学六年…だったかな。とある冬の日、クラスの女の子が廊下にいたわたしの所に来て握手を求めてきました。

はて、何だろう。当時のわたしはチビでデブ(今もですが💦)、身だしなみだって冴えない。

となるとわたしと握手をすることが目的ではないな。…と後ろの方を見ると、クラスメートの男子が2人こっちを見ている。

罰ゲームか何かなのかな、可哀想に。一応手をズボンでゴシゴシ拭き、手を差し出す。向こうは引き攣った顔をしながら手を握り、数を数えている。

そんなに嫌なら断れば良いのに…と思っていると、その子はさっと手を離し、後ろで見ていた男子のところに叫びながら向かって行った。

「ちゃんと〇〇と5秒握手したわよ!約束通りホワイトデーのお返しを三倍は良いものにするのよっ!」

あー、そういうこと。というかネタばらししながら行かないでよね。

後ろで男子どもが「あいつ握手して貰ってた時ニヤーッと笑ってたぜ。氣色悪い~。」とか言ってる。

ああ、色々と哀れに思ったからな、微笑みかけてやったよ。嬉し泣きでもすれば良かったか?

お返し…だったな。人の好意をこういった形で踏み躙る奴が良いんだ。

運動も出来るし、そこそこ頭も良い、とはいえもうすぐ中学生にもなろうという輩の取る褒められた行動とは思えないけどな。

向こうはわたしを蔑んでいたのかもしれませんが、わたしがそれ以上に連中を哀れに見ていたので、いじめられたという感覚にはなりませんでした。



時はまたちょっと遡り小学四年の頃。ふとしたことで学級会の槍玉に挙げられたわたしは、為す術もなく立ちすくんでいました。

廊下に落ちていた上履き入れを、わたしが蹴っ飛ばしたというもの。指摘したのに、そのまま行ってしまったと。

歩いていて当たっただけなんですが、まあ結果は結果。わたしも悪いことは間違いないのでただそこに居ます。

しかし、クラス中から非難されるものの、頭が真っ白になっているわたしにはどうすれば終わるのかが分からない。

そして最終的には「ごめんなさいも言えんのか!」と担任に特大の雷を落とされ、閉幕しました。

そんな事すら知らないアホな子ではなかったですが、何にせよもうこの言葉を忘れることはないでしょう。

そして後日。また些細なことで学級会の槍玉に挙がりました。でも大丈夫。わたしは終わらせ方を学びましたから。

「ごめんなさい!」

すると、「ゴメンで済んだら警察は要らない!」などと罵声を浴びせられ、またもや頭が真っ白に。

(どういうこと?ゴメンで終わるんじゃないの?この前散々この言葉の大切さを叩き込んでくれたのは皆じゃない。)

最終的に、それぐらいしか出来ることがないので泣きじゃくりながらごめんなさいを連呼して、時間が来たので終わりました。

ああ、勿論観察はしてましたよ。誰が、どういうタイミングで、どんな風に煽っていたか

…元締めはあいつか。

そしてまた後日。今度はわたしが別の人を槍玉に挙げてみました。所詮は小学生、叩けば埃だらけの連中ですから。

そしてその人はあっさりとごめんなさいと言いました。わたしはすかさずゴメンで済むのか?と返しました。

するとどうでしょう。謝ってるのにどうしてそこまで非難を続けるのか!?と今度はわたしが非難されました。

…待て待て待て。お前達には学習能力はないのか?散々人を泣かせておいて、次は自分達の言動まで捻じ曲げるのか?

その後はいつも通り、時間中ずっとわたしが立たされて非難されるという構図。発端はいつでもあいつ。

そうか、クラスの中心ってのはこうやってのし上がっていくのか。だったらこちらから願い下げだ。

人を貶めてしか輝けぬような立ち位置に興味などない。わたしはクラスの輪からはみ出されようと人を傷付けぬ道を行く。

年齢が年齢なので大概泣かされてましたが、社会の縮図を見抜き屈していたつもりはなかったので、いじめられているとは思いませんでした。

…いや、流石にこれはその時に認めとこうや、当時のわたしよ💦



まあそんなところで、いじめられていると思わずあえてはみ出し者でいくという道を歩んできたので、特に思い詰めることもなく淡々と学生時代を送ってきました。

結果、友達は少ないですねぇ💦

そして、対人技能が身に付くまでにかなりの時間を要しました。そこは失敗しちゃったかな(^^;)

ということで、これがわたしなりのコミュ障人生ですよ、師範。


うん、いつ思い返しても頭でっかちなマセガキだな(^^;)

こうしてこれを書いて、誰かが読んでくれるなんて思ってもみなかったですし、理屈的な受け流しスキルに感謝ですよ。

みんな、いじめはダメだぞ!やるならちゃんとサシで心おきなく喧嘩すべし。傷を癒やせる範疇でね。



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闇の中、光を求め愛を叫ぶじゅにー
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