状況によって妙手だった戦略が悪手となる
ある1つの戦略が、どんな状況においても、必ずしも妙手となるわけでない。いつもやっている戦略だから、勝てるはずだというわけでないということですね。
簡単な例をあげると・・・
例えば、エリート帯などの試合では、ほとんど強化バフに対する知識はないため、敵は全員でタワーを押してきます。
その際に、自チーム全員がファームを優先し過ぎてしまったら、どうなるでしょう?
ミニオン処理が遅れ、開始2分30秒のタワーアタックボーナスを、相手に献上することになります。
いつもと同じように、強化バフは、取得できても思うようにダメージが出ない・・・それは、金差が生じ、基本ビルドに差が出来てしまったからではないでしょうか?
ここで、言いたいのはタイトル通り、いつも使っていた戦略が必ずしも、通用するわけではないということです。
例えYoutubeで有名な配信者が、有効な戦略と紹介されていても、それは、キャラクター構成、その時の金差、レベル差、あらゆる状況を加味した際に有効となるわけで、勘違いしないようにすべきでしょう。
よく見かけるのが、流行り“モノ”に沿わないことをするチームメイトに対し、間違いと決めつけ否定する発言です。
まさに、井の中の蛙大海を知らず…
わたしの場合、例えばサポートメイジでありながら、スキル“狩猟”をつけて、ハンターのファーミングをサポートすることもあります。
これは、自身のPSならば敵構成を加味し、瞬間移動や洗礼等のスキルを装備するより、狩猟の方がチームにとって、効果的であると判断出来たからです。
これで、ファームサポートをしてあげることで、ハンターは自身のスキル枠に余裕をもたせる事ができ、意味を理解すれば、非常に喜んでもらえる戦略です。
逆に、理解が出来ない人にとっては、ただのバカな奴にしか思われない、恐れがあります。そう思われないためにも、ピック時のチャットでコミュニケーションをとっておくと良いかもしれませんね。
戦略とは無数にあるものなので、是非狙いをもって、試合を進めてもらいたいと思います。