素材のままで
ふと気がつくと現在、私には15歳の息子がいた。
この事実が奇跡のように感じられる。
彼は一人っ子で、とてもしっかりしている。
それに私の育て方は、関係ない。
彼の生まれつきの個性だ。
私が彼にしてきたことは、ご飯を作ることくらい。
他は、ただ愚者母ちゃんとして存在している。
一日の大半、ソファの上で涅槃仏と化しているだけ。
あと私は彼のことが盲目的に好きで、良いところしかないと思っている。
彼は運動神経が悪いのを気にしているようだが、私はそこも愛おしく思っているし、そこが彼のチャームポイントだと思っている。
子育て中で悩んでいるパパママがいたら、
素材そのままのお子さまを受け入れていただきたいと思う。
すると問題など何もないのだ。
私を母親にしてくれた彼には感謝しかない。
彼が一日一日を生きてくれていることに感謝しかない。
「永遠にある今」に感謝。それは彼であり、私自身でもある。
存在していることが、すでに成功であり完璧なのだ。
(最後、抽象的になりました╮(. ❛ ᴗ ❛.)╭☆)
✵今日の音楽✵
ピョートル・チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ
St.Lawrence String Quartet
チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第一番の第2楽章の曲。弦楽器って優雅な響きがして、いい紅茶を味わいたくなる。コーヒーじゃなくて紅茶を。
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