療養_15

9月25日の通院にて新居近くの総合病院への紹介状を取得し、それが最後の転院前の診察となるはずだったが、転院先の病院の予約が想像以上に先になることが判明した。結果として、手元にある内服薬が切れてしまうため引っ越し前にもう一度病院に行くこととなった。この一連のバタバタ、仕事でもよくある「都合の良い楽観論」が主因。まぁそれなりのタイミングで予約できるだろうという根拠なき決めつけにより、その後の対応がすべて後手後手となった。新病院の予約窓口担当者の要領の良くない応対など、愚痴めいたことも言いたくなるが、いやこれは自分がわるい。「やるべきことは、なるべく早くやってしまう」大原則を外したのがすべての元凶。

結局新たな病院の初診日は、11月1日となった。出勤する妻とともにタクシーに乗り、妻は駅で降りて、僕は病院へ向かう。場所は住まいからも徒歩で行けるほど近く、小高い丘の上にたつ、建物も新しく清潔感のある総合病院。

初診の諸々の手続きを経て、診察室前で順番を待つ。30分ほど経過した後に、部屋への入室がアナウンスされた。部屋に入ると座っていたのは、40~50代ほどの男性医師。前の病院の新人女性医師とは異なる属性となったようだね。前病院からの紹介状を一緒にみながら、当時の経過と現状を説明していく。男性医師は、アプローチ自体は正しいが、ステロイドをこのまま減量し「停止」することについて再考の余地ありといったニュアンス。あとは、つぶしきれていない原因を探るためにもう一度MRIを撮影するという。血管の狭窄関連の原因をつぶしたい模様。父が罹患した病と同じ類のものかね。あとは、例のアクアポリン抗体の検査も念のためもう一度やるという。果たして新病院ではどうなるか。これであっさり陽性だったらずっこけるが・・

という感じで、診察自体はあっさり終了し、内服薬は一旦ステロイド減量せず、そのままの量で次の診察分まで処方してもらうことになった。このあともムーンフェイスが全く改善しなかったので、この時に減量のうえ処方してもらえばよかったとそのあと少し後悔したが、まぁ初診なのでそこは致し方なし。主治医も検査を見てから判断したいだろうからね。

次の診察は11月25日のMRI検査後の11月29日に設定された。さぁ結果はどうなることやら。

いいなと思ったら応援しよう!