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【エッセイ】TOKYO ISOLATION。

日本に戻ってから、元気が出ません。

(カバー写真は蒲田の仮住居からの夕景)

7月29日深夜(正確には7月30日)イスタンブールを発ち、30日夕方羽田着。

その後検査を経て、バスで政府指定の3日間強制隔離ホテル(川崎)へ。

ホテルに入ったのは22時ごろ。

この3日間は食事も提供されるのですが、着いた日の夜食も用意してくれていて感謝。

久しぶりに食べる本格的な(?)和食が、この「幕の内弁当」になりました。

時差ボケで毎晩2時にパキッと目が覚めてしまいます。

ホテルにはバスタブがなくシャワーのみで、入浴中にKindleで本を読むという楽しみはなし。

8月2日朝、検査(空港での検査と同じく唾液によるラピッド検査)を提出して、リモートで仕事しながら、検査結果及びバスの到着待ち。

14時ごろ、検査陰性の報告に続いて、バス到着の連絡あり。

バスで一旦羽田空港に戻され、残り11日間の自主隔離用仮住居(蒲田)まで、ハイヤーで移動。

元気が出ない理由考察。

①時差ボケを長く引きずってしまった。

②そもそも隔離中は誰でも元気が出ない。

③食べたいものが食べられない。

④オリンピック期間と重なり、長らく観たことがないテレビを観ている。

⑤イスタンブール・ロス。

⑥自主隔離用仮住居が京急線の線路のすぐ横にあり、電車が走っている時間は眠れない。

⑦自主隔離用仮住居にはバスタブがあるが真四角で傾斜がなく、もたれてKindle読書ができない。

⑧日本にこんなに長い間滞在することに慣れていない。

⑨次の赴任国の仕事をリモートで遠隔操作している。

おそらくこれらすべてが重なってるんでしょうね。

自主隔離終了まであと6日。

今日は好きな音楽を聴けるぐらいには復活しています。


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Eito
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