【エッセイ】ロシアの冬は…熱かった。
自分史上一番寒い冬は、2018年12月ロシアの冬。
出張でロシア国内を廻った。
モスクワは雪で国内線が飛ぶかどうか心配していたが、当たり前のように何事もなく飛んだ。
東京であの雪ならアウトだっただろう。
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翌日はモスクワから長距離列車に6時間ぐらい乗った。
着いて更に5時間くらい車で移動した。
もし車が故障したら死んでいただろうという景色が続いた。
訪問先の社長があったかい部屋でパンを焼いて待っていてくれた。
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夜はレストランで熱くビジネスについて語り合った。
もちろんウオッカの洗礼も受けた。
この夜、作った句。
ダー・ダー・ダー 通じなくても通じてる
ウオッカと熱い気持ちがあれば、言葉の壁を越えることができる事を証明した夜。
そして初めてロシア人の友達ができた夜。
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結果的に、ロシアの冬は寒かったのだが、熱かったのだ。
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