今日出逢ったことば0811
一番の栄養は、団欒と太陽
by 畑で過ごしていて思ったこと
日曜日の朝がきた。
自転車でいつもの場所に向かう。
到着すると誰もいない。誰もいないことがイレギュラーではないという状態への免疫力を持つことも日々を生きる上で大切なことだとも思う。
農具を取りに福来鳥さんに行く。正面入口左奥に進むと、農具を置かせてもらっている場所に入る。「三輪素麺」と書かれた木箱を見て、お店の青木さんに「福来鳥さんの素麺で、三輪素麺なんですか?」と驚きと感動を含めて問う。三輪素麺を出しているお店は鎌倉にどれくらいあるのだろう。
畑に戻って、実った野菜を眺めてそろそろ収穫しようと思ったところで、Y家のお父さんと次男さんが来た。普段逢わない2人とは、ここにくればほぼ確実に逢えるのだ。
限られた空間の中で、育った限りある野菜たち。実り。
今日は30分くらいで終えることにした。
お父さん次男さんは、お友達のお家にこれから行くそうだ。
畑作業を終えて福来鳥さんに戻ると、キンキンに冷えた麦茶をおもてなししてくれた。
それだけに留まらず、ルマンドもお裾分けしてくれた。
ご厚意をありがたく頂戴して、自転車のある畑に戻る。
深呼吸して、畑と空を見上げる。きもちがよい。作物が土と水と太陽を欲するように、私も同じものを欲した。