※つぶ餡派・こし餡派論争※
休憩中に大福を食べていてふと思い出し
気になったので調べて記事にしてみました。
そもそも私はどちらでもOK派ですが
少なからず耳にするこの論争
なぜ好みが分かれるのか真剣に調べてみたという
お・は・な・し
①つぶ餡派とこし餡派の割合
地域や好みによって異なりますが
日本国内では和菓子を愛する人々の間で
つぶ餡派とこし餡派の比率はおおよそ5:5のようです
好みの偏りがあるかも知れませんが
特定の地域や特定の種類の和菓子によって
この比率が変わる事があります
(特定の種類とは大福やまんじゅうなど)
和菓子の味の好みは年齢層や文化手的な背景にも
影響されるため、個々の嗜好が大きく反映される
部分でもあります。
②つぶ餡・こし餡が苦手な理由
-食感の好み-
まずつぶ餡が苦手な場合粒状の食感が苦手な方もいます
特に滑らかなものを好む方にとっては
つぶ餡の粒感が気になり
食べるのが不快に感じる事があります。
一方こし餡が苦手な場合
滑らかでクリーミーな食感ですが
これが逆に好まれない事があります
そのため、ゆるい食感や一様な状態を
好まない方はこし餡の食感に満足できないかも
知れません
-見た目の印象-
つぶ餡は見た目が好みではないと感じる方も
いらっしゃるでしょう
特に和菓子があまり好みでない場合
つぶ餡の見た目や色合いが魅力的に映らない
場合があります
こし餡はその見た目が滑らかでシンプルですが
好みの食べ物として見えないと感じる方もいます
美しい見た目に惹かれない場合興味を持たれにくい事があります
-文化的背景-
地域や家庭の食文化によって
例えばつぶ餡よりこし餡を好む環境で育った場合
つぶ餡に対して否定的な印象となる事があります
その逆にこし餡よりもつぶ餡や他のスイーツが
主流であった場合はこし餡に対して否定的な印象と
なる事があります。
-個々人の経験-
例えば過去にあまり美味しくないつぶ餡を食べたことや
好きではない和菓子の記憶からつぶ餡やこし餡に対して
否定的な感情をもっていることもあります
また他の人が嫌な思いをしていたのを見て
自分も影響されてしまう事があります
③共通している事
上記から食の環境や経験によって
好き嫌いが分かれる場合も往々にしてあると感じます。
また、どちらも甘さが強い場合が多いので
甘いものが苦手な方には好まれないことがあります
④つぶ餡・こし餡が好まれる理由
-伝統的な美しさ-
つぶ餡は日本の伝統的な和菓子の一部であり
懐かしさや文化的なつながりを感じる方が多いです。
また、こし餡にはスイーツ作りにおいて
重要な役割がありスイーツ全体の味の調和
仕上がりを決める品のある舌触り
デコレーションにより他の食材と組み合わせることで
見た目の美しさなどを追及できます。
このような背景から食べ物には
親しみや共感が生まれやすいです。
-栄養面-
つぶ餡は小豆で作られているため
比較的栄養価が高い食品です。
貧血予防に鉄分
歯や骨の健康にカルシウム
酵素の働きを助けるマグネシウム
筋肉や臓器の組織を作るたんぱく質
ビタミンB群も含まれているため
疲労回復に効果的です
鉄分に関しては一般的な大福を1つ食べるだけで
ほうれん草のお浸しを100g食べるよりも
多くの鉄分が摂取できます
※とはいえ甘いので食べ過ぎには注意が必要です※
-多様性-
前述お伝えしましたが
つぶ餡・こし餡ともにスイーツ作りにおいて様々な
カスタマイズが可能な食品です。
団子・大福・和風ケーキ・クッキー・プリンなど
レシピを開けばひらめきの嵐です
-そういえば-
つぶ餡は小豆をそのまま使っているので
小豆の皮が入っていると思います
皮の食感が良いという意見もあると思いますが
皮が歯にくっついてしまうので嫌だという方も
いましたね
確かに笑った時、歯に皮がついていたら
ちょっと恥ずかしいかも知れないですね