デート屋さんのデートプラン100
2018.10.22 ちょっとずつ追加してます。
2020.05.12 挿絵の追加、プランの追加をしました!
illustration by スガノヨシカ | https://note.com/est20180811
はじめに
いろいろなデートプランを考えてみました。ここでいうデートとは「好きな人と二人で過ごす時間」くらいに捉えてください。付き合ってなくてもいいし、性的指向も関係ない。カジュアルにデートしよ!
個人的な趣向として、「あまりお金をかけたくない」「好奇心や童心を大切に」「なんでも面白がる」みたいなことをテーマに選んでいます。
執筆にたぶん24時間くらいかかりました・・・最後まで目を通していただけると嬉しいです!それではデートプラン発表スタート!個人的な一押しプランには★をつけてあります!
★プロフィール写真とりあう
ちょっと恥ずかしいけど、お互いの距離がぐっと近づくデート。面と向かってちゃんと写真を撮り合うという体験はなかなか無くて新鮮。ポーズやシチュエーションを要求してみたり、最後は二人で自撮りをしたり。アルバムにして思い出を形に残すのも良い。
★写生大会
二人で黙々と同じ風景を絵に書いてみるデート。「絵は難しくて書けない!」という人でも大丈夫。大切なのは絵のうまさではなく、「よく観察する」という日頃忘れがちな姿勢。観察する姿勢を身につけることで、相手の些細な変化にも気付けるようになるのじゃ。知らんけど。
深夜2時、ゲームとコンビニアイス
夜が更けてから唐突に二人でテレビゲームを始める。気づいたら深夜2時になり、「小腹がすいたね」とコンビニにアイスや飲み物を買いに行く。それを嗜みながらまた二人でゲームをする。さながら大学生の同棲カップルのような一日を過ごしてみる。
★お気に入りの言葉を紹介しあう
日常では使わないような、相手が知らなそうな、お気に入りの言葉を紹介しあう。聞いたことのない響きに「なにそれ!!」と笑い合う。ちょっとした知識もつくので一石二鳥。アイディアが枯れるまでマニアックな言葉を共有しよう。喰らえ!ドッペルドミナント!!
★雨の中で童心に帰るデート
晴れた日に出かけるのもいいけど、たまには天気のぐずついた日に童心に帰ってみよう。傘もささずに外に出て一緒に歩いてみる、水鉄砲で水をかけあう、カッパと長靴を装備して水たまりに入ってみる。びしょ濡れになったあとはお風呂に入って暖まろう。
貧乏旅行デート
先に予算を決めておいて貧乏旅行をする。3日間、二人で2万円!と決めたら一人一日の予算は3,300円である。泊まるところはゲストハウスやユースホステル、たまに野宿。移動は青春18きっぷやバスを中心に。もちろんしんどいんだけど、しんどさの中にしか見いだせない楽しさもある。
おいしいカレーを一緒に作る
スパイスから揃えて、一緒にカレーを作ってみる。出来上がりなんて気にしないで。初めての経験を二人で行う、ということに価値がある。このスパイスからはこんな香りが!こんな色が!小さな感動をたくさん味わう。隠し味は何にする?
★100の質問デート
この記事も8個目ですでにアイディアが枯渇してきているけど、とにかく100というのは膨大な数字だ。100の質問をするということは、質問のレパートリーが尽きても、なお絞り出すということ。それはそれは細かく、深いところまで聞くことになる。どうでもいいことも、奥底の深い考えも知るきっかけになる。「好きな地図記号は何?」
★夜の歩行祭
21時スタート。二人で翌朝まで長い距離を一緒に歩いてみる。何も喋らなくても良いし、何か意味のないことを喋ってもいい。市街地を離れた暗い夜道では、手を繋がないと怖くてやってられない。目的地は日の出の海でも、遠くの駅でも、温泉でも、好きなところを設定しよう。
プレイリスト共有デート
CD1枚分の長さ(74分以内)で、自分の好きな曲や思い出の曲をプレイリストにする。Spotifyで作ると公開や保存もできて便利。「この曲の良さは〜〜で、こんなエピソードがあって〜。」と、解説やエピソードを交えても良いね。二人分の音楽プレイリストを一緒に楽しもう。
※SpotifyやYouTubeなど各種ストリーミングサービスのプレイリストサービスもいいですが、個人的には「Listband」推しです。
ペアルック
ここに来て王道なプランだけど、ペアルックはめちゃくちゃいい。「あいつら、街なかで痛いことしてんな〜」という視線を快感に変えちゃおう。世界の主役はわたしたち。全身が恥ずかしかったら、おそろいのバッジつけるとか、ワンポイントでもOK。二人のつながりをアピールしていこう。
★デュエットデート
ボーカルが二人いるユニットの楽曲や、合いの手があるような楽曲を一緒に歌う。できればカラオケボックスじゃなくて、公園や海など、アウトドアな場所で歌いたい。衣装を合わせてみてもグッド。二人で歌うのは、練習の段階から新鮮で楽しい。
しりとりデート
しりとりみたいな、シンプルですぐ飽きる遊びをたまにやりたい。ほぼ永遠に続いてしまうので、だんだん制限を加えていく。三文字、五文字以上、カタカナ、青いもの、地域名、動物、楽しいこと、など。ちょっとだけ例を示してみたいと思う。 「しりとり(楽しい)」「料理(楽しい)」「輪行(楽しい)」「浮き輪(楽しい)」「わっしょい(楽しい)」「田舎暮らし(楽しい)」「尻上がり(楽しい)」「理科室(楽しい)」・・・ という具合。別に単語じゃなくてもいいし、わっしょいに至っては掛け声なので、けっこう何でもありな方が楽しい。「それもありか!」というような意外性が面白さを引き出してくれるので、バンバン思いついたワードを言っていこう。
★因数分解
学校の図書室とかで一緒に勉強してる感じ、めちゃくちゃ青春っぽくない?そんなわけで一緒に因数分解をするデート。近くの本屋で数学のテキストを買い、一緒に解いてみる。タイムアタックで勝負したり、わからないところを教え合ったりする。
★イベント自主開催デート
イベントは好き。でもいざ参加するとなると実はちょっと億劫。そんなときは自分たちでイベントを開催しちゃおう。楽しそうなイベントはどんどん真似してパロディ。コースを設定して勝手にマラソンを走る。選挙の零票確認に行くとか、そういうのも立派なイベント。
★髪を切り合う
相手の頭皮や髪の毛に直に触って、近い距離感でコミュニケーションを取るので、すごくドキドキする。自分では調整ができないところを直せるし、少し失敗しても笑い話になる。頭皮に触れると、普段隠されている人間の"生物感"をひしひしと感じる。
顔はめパネルデート
「顔はめパネル」でいっぱい写真を撮るデート。恥ずかしいけれど、実際にはめてみるとなんだかうきうきしちゃう。観光地の王道パネルを狙ってもいいし、(なんでこれになりきるの?)というへんてこりんなものを見つけるのも楽しい。
※湘南モノレール終着の江ノ島駅にあった看板。生しらす丼が100歩譲ってOKだとして、穴を開ける位置は何なのか。具材になればいいのかな?こういう悪ノリ大好き。
サイコロウォーク
目的地のない散歩をする。交差点に差し掛かる度にサイコロを振り、たとえば1と6は直進、2と5は右方向、3と4は左方向、などと決めておく。制限時間を決めておいて、時間になったら終了。途中で見つけた面白そうなお店やスポットに寄ってみる。通称迷いデート。
アートアンドデート
二人で美術館や博物館、芸術祭などを巡ってみる。特に野外の広いエリアで開催している芸術祭は、移動や観光も含めてすごく楽しい。期間パスポートを買って作品制覇を目指すのも良い。普段あまり触れることのない芸術作品をじっくり観察してみよう。
★一日DVD祭り
開店と同時に、ビデオショップでDVDを8枚くらい借りてくる。お互いに半分ずつ好きなものを選ぶ。朝から真夜中まで、とにかく休みなくDVDを上映する。途中でご飯を作ったり昼寝したりお菓子買いに行ったりはOK。インドアな一日をすごすデートもまた素敵だ。
かまくら作り
二人が入れて、お茶が飲めるくらいの、ちょっと大きなかまくらを一緒に作る。最初は自己流で作るも、すぐに崩れてしまい、googleで「大きい かまくら 作り方」と検索する。自分たちで作ったかまくらで飲むお茶は世界一美味しい。
★ノンバースデイプレゼント
なにも、誕生日だけがおめでたいわけじゃない。君と会える日は、いつでもめでたい。予算500円とかで、些細なプレゼントを交換しあってみる。日頃の感謝を何でもない日に伝えてみる。サプライズもいいけど、事前に予告しといて同じ日に交換すると楽しいかも。
なりきりラジオ
二人で架空のラジオ番組のパーソナリティになりきって、アドリブ会話を楽しむ。車でドライブ中だとなお楽しい。カーオーディオに合わせて曲を紹介する。エアリスナーからのエア投稿を紹介する。慣れてきたらラジオ配信アプリで実際に配信しちゃおう。
離島クルーズ
船旅ってそれだけでわくわくするのだけど、小さな離島に行くことで、まわりは海だね!!という島感をたくさん味わえる。交通の便が良くないぶん、時間が取れるときに二人で特別感に浸ろう。夏がベストシーズンだけど、冬の閉ざされた感じもまた趣があって良い。
高原の風を感じる
夏の暑い時期に高原に行って、爽やかな風を感じたい。夜になったら15℃になって、「え!半袖で来ちゃったらめちゃ寒い!」と言いながら二人で温め合いながらキャンプ泊したい。秋なら日中遊びに行って、アイスを食べたりコスモスを愛でたりしたい。
ナイスブリッジ
タイトルが雑だが、友人が発した「ナイスブリッジ!」という言葉に感銘を受け、デートプランにした。橋をいっぱい見に行ったり、渡りに行ったりしては、ナイスブリッジ!とつぶやく。特に意味はないがテンションが上がる。それぞれの色味や構造、長さなどにロマンを感じるぜ。
ところてん食べに行く
ねぇ、まだ夏終わってないよね?!夏の気分でいいよね?!え、まだ夏だよね?!ところてん食べに行きたくない?!ところてんってお店で食べるの楽しくない?!夏の風物詩は、海でも山でも花火でもBBQでもなく、ところてん。一本箸で、てゅるんと。
浴衣で花札
浴衣で花札isロマン。最初はルールも知らないので、説明書を見ながら「これ出せる?」「これ何点?」とみんなで相談しながらゲームを勧めていく。二人で遊べるので、デートでも大活躍。お互いに不慣れなゲームを進めるうちに仲良くなるはず。
お家キャンドルナイト
明日の夜は照明を使わずに、キャンドルの火で夜を過ごしてみる。ゆらめく明かりの中で、普段恥ずかしくて言えないような感謝や愛情も表現してみよう。お風呂やベッドルームでも試してみたい。
★自宅バー
カシスリキュールとオレンジジュースを買ってきて、家で割ってみる。完成されたカクテルを楽しむのではなく、自分で混ぜるところに幸せを感じる。もちろん何を作るかは自由、その日の気分でオリジナルカクテルを作ろう。少しオシャレなグラスを用意して、照明も間接的にしたらお家バーの出来上がり。
ベンチとテーブルDIYしてペンキで着色
ペンキ塗り、単純にテンションが上がる。市販の製品にはないようなカラーリングを楽しもう。汚れも愛しい時間の証。着色だけでもいいけど、どうせならテーブルとベンチから作っちゃう。「今度はこのテーブルでご飯食べよ!」と、ちゃっかり次の予定もいれちゃう。
おもしろ動画を撮る(コマ撮りとか)
一発ギャグやおもしろネタを考えて、撮影してみたら全然面白くなくて、二人でその空虚な後味に笑ってしまう。そこのオフ感も含めて、温度感のある素敵な動画になる。動画はどこにアップするでもなく、二人のスマートフォンに永眠させておく。
万年雪を見に行く(夏)
標高が高く、日光が当たりにくい山の斜面には真夏でも溶けない「万年雪」がある。新潟県糸魚川市にある 柵口(ませぐち)温泉も一つのスポット。この辺りの景色が圧巻すぎるのと、上りの道中がちょっとした冒険ルートなので、二人の好奇心を高めてくれるはず。
海岸で石拾い
海岸に行き、とっておきの石を探してみる。形、重さ、色味、模様、さわり心地、いろいろな要素に注目して二人で集めよう。川に行って水切り遊びもいいね。お宝は足元に転がっているということを再認識する、素敵なデート!二人の笑顔に照らされたら、どんな石でも宝石になる。
★潮味キスデート
海の風に吹かれたあとにキスをすると、唇がちょっとしょっぱくて気持ちいい。キスだって味変があってもいいじゃない。寒くなる前の穏やかな日に海を見に行って、帰りにさらっとキスをしてみよう。潮の味は、はじめての青臭いキスの味を思い出させるかもしれない。キスのハードルが高かったら、潮味の腕を舐め合うとか。・・・その方がハードル高いか。
初恋エピソード
ここで言うデートは「付き合っていない状態」の関係性も含んでいるので、その観点から言うと恋話は基本的にプラスにはたらく。恋話のドキドキ感が、ここにいる二人のドキドキ感と錯覚してしまう。と何かの本で読んだ。青くて甘酸っぱい初恋の話を赤裸々に語ってみよう。
★恋愛の価値観を語り合う
恋話には、ピュア恋話・ゲス恋話・ネオ恋話という種類があるように思う。ピュアは好きな人ができた、のようなかわいい話、ゲスはお持ち帰りテクみたいなどろどろ感のある話、ネオは恋の価値観や環境の話。お互いの恋愛の価値観を真面目に語り合うネオ恋話は、波長が合う人とはとことん仲良く盛り上がることができる話題。
※ネオ恋話・・・桃山商事さんの造語を拝借しました。ピュア、ゲスはそれに付随したわたしの造語。
電気屋さん
電気屋さんっていつ行っても楽しいですよね。新しい家電や電子機器を見ては、「わー!こんな機能ついてる!」と感動したり、無駄にカメラの試し撮りをしたりしてみる。会話を楽しみながらお店を一周してみよう。みんなはどのコーナーが好き?
プチ断食デート
お互いに何も食べず、一日一緒に過ごしてみる。体が軽くなって嬉しくなったり、久しぶりに空腹を感じてそわそわしたり、新鮮な体の反応を二人で楽しむ。次に食べるご飯も丁寧に味わえるようになるかも。
★相手の幸せを見るだけ
一緒に何かをするのではなく、相手にとっての幸せを見つめるだけのデート。相手がお酒を飲むのが好きだったら、お酒を飲んでいる姿を見つめる。ピアノを弾くのが好きなら、弾いてる姿を見つめる。心底幸せそうな表情を見てると、こちらも幸せになっちゃうね。
抜き打ちカバンチェック
デートに持ってきたアイテムをお互いに紹介する。「さ、ここで抜き打ちカバンチェックですー!」と言って中身を見せ合う。注意してみると、知らなかった持ち物があるかも。そのモノにまつわる思い出やエピドードなどを添えて、二人で話をふくらませる。
★アコースティックな音楽フェスに行く
フェスはもうね!最高!仲良くなる要素がすべてそろってる。アウトドア、美味しいご飯、芝生、素敵なミュージック。ゆったりしたフェスだとなお良いし、小さめの無料フェスなどもおすすめ。新潟だったら三条楽音祭とかすっごく楽しい。
★専門分野を教え合う
お互いの「これは詳しいよ!」という話を伝え合う。自分の専門分野を話している姿は、普段よりもいきいきしていて、素敵に見える。仕事のことでも、学生時代に学んでいたことでもOK。専門的な話は難しいけど、やっぱり楽しい。知的好奇心をくすぐり合うデート。
★犬になった気分でじゃれ合う
普段の手つなぎじゃなくて、ほっぺた触ったり、お腹触ったり、足を触ったり、いろいろな感覚を楽しんでみる。触られることの少ない部位は、くすぐったくて妙な感じがする。子供のとき、無意識にそういう遊びしてたよね。犬になった気分でじゃれあおう。
田植え
場所が限られてくるプラン。知り合いに農家さんがいたり、体験イベントがあったら、一緒に田植えをしてみよう。水田の温かさ、久しぶりに素足で泥を踏む感覚。二人に無邪気さを取り戻す。デートにおいて、新鮮な感覚を味わって共有するっていうの、めっちゃ強いと思う。
★はらはら待ち合わせデート
XX駅に集合!とだけ決めておいて、どこの改札とか、そういうのは決めないでおく。12時から30分間だけ、のように時間制限を決めて探し合う。タイムオーバーしたらLINEで答え合わせ。実際に会えたときの喜びはひとしお。大きなお店や公園でも楽しそう。
★雲をのんびり眺める
雲の形が移り変わるのを、ただただぼんやり眺める。できれば原っぱに仰向けで、1時間とか2時間とかぼーっと過ごす。何もしなくてもいい時間を味わう。雲の形も、ずっと見ていると案外変わることに感動を覚える。
チクチクデート
かんたんな裁縫や刺繍を一緒にする。ほつれたボタンやファスナーを直す実用的なものでもいいし、飾るための刺繍をしてもいい。以前、友人が背守り刺繍ワークショップやっていたんだけど、あれがマジでかわいい。完成したものをお互いにプレゼントし合ったり、カバンにつけてみたりする。
★植物図鑑を持って山を冒険
植物図鑑を持って山を歩いてみる。二人で図鑑のコンプリートを目指して、「この草は○○かなー?」「この花見たことない!図鑑載ってる?」と話しながら、二人で探してみる。普段目にするけど、名前を知らない植物も覚えられちゃう。
コーディネートし合うデート
古着屋に行ってお互いの服を選んでみる。相手に似合いそうな服でもいいし、自分好みの服でも良い。試着したお互いの姿を見て、慣れない格好にそわそわ。自分の服装も幅が広がるし、相手の新しい一面も知ることができる。
競馬場デート
まだ競馬場に行ったことはないんだけど、週末のたびにイベントやってたり、馬が走ってるのを見たりするだけでも楽しいみたい。意外とカップルやファミリーも多く、お祭り感のあるわくわくデート。余裕があったら少し馬券も買ってみよう。
旅先でお手紙ポスト
遊びに行った地でお互いに手紙を書いてみる。それをその場で交換するんじゃなくて、お互いの家にわざわざ郵送する。家に帰ったあとに手紙が届いて、旅の余韻を楽しめる。なんとも無い顔で書いてたのに、熱烈な愛がこもってたりして。
★ピクニック&お弁当を交換し合う
お散歩系デートはもうなんでも楽しいんだけど、さらにお弁当を交換し合う。下手でも、見栄えが悪くても、そこに愛があればなんでもいい。一緒に歩いて少し疲れた体に愛のこもったお弁当が沁み渡る。青空の下に広げるピクニックシートは、人生で最高のダイニングテーブル。
日本海に沈む夕日を見送る
夕日が沈む日の入りの、1秒ごとに変わる景色。色見や、光の反射、永遠なんてものはないんだ、ということを感じられます。我々は移ろう時間を生きているんだなと再認識できます。・・・とかそういうことはどうでもよくて普通に美しい。二人でうっとり見届けよう。
★あえて二人でBBQ
大人数でやるイメージの強いBBQを、あえて二人でやる。準備も後片付けも面倒くさいけど、あえて二人でやる。二人でやることがないからこそ、BBQを二人でやると、特別感が出て楽しい。同じことめっちゃ言ってるね??
★朝日と一緒にコーヒーハンドドリップ
朝4時に起きる。ちょっとした支度をして、薄暗い中、公園や海、広場などへ行く。カセットコンロでお湯を沸かし、ドリッパーを準備して、その場でコーヒーを淹れる。朝日の優しい光に包まれながらコーヒーをすすり、優雅な朝を過ごす。世界に色がついていく瞬間も、寝ぼけた君のシャキッとしてない顔も愛しい。
ダンシングデート
二人でちょっとむずかしそうなダンスに挑戦してみる。youtubeで検索するとやさしいお兄さんが踊り方を教えてくれる。いい時代だね。普段使わない動きや高速な動きに戸惑いながら、二人で試行錯誤しながら踊りを覚える。
仮面舞踏会
お互いに仮面をつけてダンスを踊ってみる。服装もこだわれると素敵。人は顔を隠すことで不思議なほど恥ずかしさを取っ払うことができる。周りを気にせず、一緒にステップを踏もう。仮面をつけたままベッドの上で舞踏会もエキサイティング。
共作画伯
一人が紙に意味のない直線や曲線をたくさん書き、相手に渡す(交換する)。受け取ったら、その線を装飾したり色をつけたりして、意味をもたせる。線をメインに創作するので、絵がうまくなくても大丈夫。なんともなしに書いた線が海になったり宇宙になったり、相手のクリエイティビティに感心する。
そば打ち・うどん作り
そばやうどんを手作り。こねる工程、寝かせる工程、(うどんであれば)踏む工程、伸ばす工程、切る工程、とやることが盛り沢山。はじめての作業に四苦八苦しながら、生地と戯れる楽しさを覚える。
★子供預かりデート
知り合いの親御さんから「今日一日、子供の面倒を見てほしい」と頼まれた場合のデート。二人のデートに子供がいることで、擬似的に結婚してるかのような気分を味わえる。子供の感性に触れて二人も幼くなる。世話の焼ける部分もあるけど、二人の距離を確実に縮める。
パンフレット集めデート
デートで立ち寄った場所で、お互いに気になったフリーペーパーやパンフレット、フライヤーを集める。デートの終わりに、それぞれの収穫物を発表。「このイベント楽しそうじゃない?今度行ってみよ!」などと盛り上がること必至。
★CDジャケ買いデート
BOOK OFFの100円コーナーなどで、CDをジャケ買い(ジャケットだけでピンときたものを購入)する。家に帰って、お互いがジャケ買いしたCDをその場で聞きあう。知らなかったアーティストでも、掘り出し物の曲が見つかるかもしれない。
昔の文化を懐かしむ
小学生の時に流行ってた文化を見つめ直す。わたしだったらモー娘。のラブマシーンとか、ポケモン赤・緑とか、駄菓子のヤッター麺とか、ダイヤルアップ回線とか。そういうのあったねー!と話を膨らませよう。実際に曲を聞いたり、動画を見たり、ゲームをプレイしてみたら心もタイムスリップ。
★縄文土器を焼いておしるこを飲む
粘土をこねて、野焚きで焼く。出来上がった土器であんこを煮詰めておしるこを作る。とはいえなかなかハードルが高いので、ワークショップに二人で参加するのがおすすめ。十日町でナイスなワークショップやってる知人がいて、一回500円~1,500円くらいとリーズナブルな価格で参加できる。野焚きの火の大きさや威力に度肝を抜かれる。
電気禁止デイ
極力電気を使わないデート。携帯電話も禁止。暗くなったらキャンドルナイト。電子レンジも冷蔵庫もマイコン炊飯器も使えない。お店では照明は仕方ないとしても、エスカレーターやエレベーター禁止。すべてを禁止っていうのは難しいしできないと思うんだけど、気づいたらお互いに報告し合う。「それ、電気ー!笑」って言うたびに元気になる気がしない?
All English
片言でもいいから、英語だけで話す。意外と単語とジェスチャーでどうにかなる。まあ、日本人同士だとグダグダになってしまうかもしれないので、二人で海外旅行とか行っちゃお。積極的に現地の人とコミュニケーションをとろう。
POSEMANIACS
POSEMANIACSという30秒ドローイングが練習できるサイトがある。30秒という時間、絵を書いているとあっという間で、思っているよりすごく短く感じる。そこにおさめるように絵を書くのがゲーム性があって非常に面白い。お題を出し合って30秒で書くゲームもいいね。
http://www.posemaniacs.com/blog/
★看病デート
普段からできることではないけど、風邪を引いたときこそデートしよう。看病するのも、されるのも、愛をひしひしと感じて嬉しい。弱っているときにもらう無限大の愛には美しさすらある。
サッカー観戦
正直、わたし自身サッカーにはあまり興味がない。それでも、スタジアムに足を運ぶ理由は何か。サッカー場の、「人の一体感」がわたしをそうさせる。ゴールを入れると会場の群衆が一斉に声を上げる。人間が集まって思いを一つにしたときのパワーの大きさを思い知り、なんだか目頭が熱くなる。フェスっぽさもあってちゃんと楽しい。
湧き水を汲みに行く
一緒に湧き水を汲みに行く。空のペットボトルを持って山の中へ入っていき、きれいな湧水を持ち帰る。家に帰って、きれいな水をそのまま飲んでもいいし、沸かして白湯を飲んでもいいし、コーヒーを淹れてもいい。いつもよりちょっと贅沢な飲み物を楽しむ。
★図書館でお互いに合う本を選んでみる
図書館へ行き、お互いに合いそうな本を選んでみる。いつも自分で選ぶ本とは違う本を読めるので、刺激になるかもしれない。相手の好みも知ることができるし、本を通したコミュニケーションができる。時間が足りなければ本を借りて、家に帰ってからも。お互いの選んだ本を交換して読み合いっこ。
サイクリング
定番といえば定番なプラン。サイクリングってマナー的には並走できないので、話しながらのサイクリングが難しい。言葉を使わずに、ペースを合わせて、お互いの存在を近くに感じながらサイクリング。ここらでちょっと休憩しよう、と近くの自動販売機で久しぶりの会話。体を動かしたあとの会話はやっぱり弾む。車では気づかない、小さな景色の変化にも気づく。
ランダムお題で会話
「ランダムお題」のサービスを使って、会話のネタを探す。該当サービスは小説や絵のネタに、とのことだけど、これで会話をしたら普段は使わない記憶や思考回路を辿ってニューロンが発達する。6つの言葉が出てくるので、初心者はその中から話しやすいのを1つ選ぶ、中級者は上の2つから選ぶ、慣れてきたら左上の言葉だけ!のように制限していくといいかもしれない。今やってみたら「強風」だった。強風の日のエピソードとか、思い出して話してみよう。
http://bayberry.sakura.ne.jp/title/index.htm
★汗だくデート
相手に性的魅力を一番感じる瞬間、それは汗で濡れているときだと思う。求めるのは爽やかスポーティな汗。最後に汗をかいて運動したのはいつだろう?二人でキツめのランニングしたり、ジムに行ったり、バドミントンしたり、汗をかいてみよう。汗をかいた姿を見てキュンとしよう。
謙虚なんてくそくらえ
謙虚に生きることが美とされ、自慢することが煙たがれる風潮。だからこそ、許された関係性の中では思いっきり自慢し合おう。この日は、何があっても絶対にへりくだってはいけない。相手の自慢に水を指してもいけない。全力でおだてて気持ちよくなろう。
★田舎のお散歩デート
田舎へ行く。お散歩していると、同じくお散歩しているおじいちゃん、おばあちゃんに出会う。軒先で山菜を干してるおばあちゃんや農作業をしているおじいちゃんに出会う。テレビ番組のように、「こんにちはー!」と話しかけてみる。仲良くなってみる。なぜか会ったばかりの自分たちに今採ったばかりの野菜や、買ったばかりのお菓子をくれたりする。あと単純に田舎の景色は良いし空気も良い。
ハイテクロマンス
ハイテクを体感してみるデート。レンタカーで最新の車に乗ったり、なんちゃらエキスポみたいなハイテクの展示会に行ってみたり。今まで知らなかった技術に二人して興奮する。灯台下暗しだけれど、地元の自然科学館に行くと大人でも楽しめるような展示がたくさんあって楽しい!
お祭り屋台デート
ズラッと並ぶお祭り屋台で飲み歩き・食べ歩き。焼きそばを違う屋台で買ってきて、食べ比べながら食レポしちゃおう。久しぶりに水風船釣ってみたり、型抜きしてみたり、童心に帰るにはもってこいのイベント。
★一日一善
デート中に他の人が喜びそうな行動を積極的にとる。落とし物は交番へ届ける、席を譲る、ゴミを拾う、カフェやレストランで美味しかったことを伝える、など、気になったら善は急げである。いいことをすると、気持ちがいい。その後にもっと気持ちいいことする?と言いながらギューしてチューである。いけない、筆がすべってしまった。満足度の高まるデートだ。
カラフルデート
カラフルなもの、特にビビッドな色を選んで身につけてみる。映画「耳をすませば」のヒロイン、月島雫ちゃんの「赤い服に黄色いスカート」なんて最高。雨の日だったら水色の傘を差してみる。カラフルだと、心がルンルン。新潟の冬なんて灰色一色なので、特にカラフルが求められる。
収穫の秋
フルーツ園に行って、30分食べ放題みたいなのに参加する。自分でもげるタイプのやつがいい。もうちょっと高度なのだと、一緒に稲刈りとかも楽しいよ。「田植え」を実践した二人なら、稲刈りもできちゃうね。
★相手の趣味に付き合う会
相手が釣りが好きなら一緒に釣りをしてみる、相手が漫画がすきなら一緒に漫画喫茶へ行ってみる、今度は逆に自分の好きな趣味に付き合わせる。自分だけだったら絶対行かないところへ行けるのが、デートのいいところなんですわ。
背中に文字を書く
これももうしばらくやってないなーという人が多いんじゃないだろうか。なんかくすぐったくてこそばゆい、背中文字。背中に感覚を集中させて、相手の指の温度と軌跡を味わってみる。答えた文字が全然違って二人で大笑い。
プラネタリウムデート
ごめん、これも王道デートなんだ。でもやっぱり外せない。どうして暗いっていうのはそれだけで二人の距離を縮めてしまうのでしょうか。そこに輝く星が見えたなら、二人の愛の星座が完成する。もちろんちゃんと星空を見に行くのも良いんだけど、アトラクションとしてのプラネタリウム、解説や視覚効果がすごくて楽しい。
お昼もテントで密室デート
テント、見た目はそこそこ小さいはずなのに、入ってみると意外と広い空間にテンションが上がる。部屋にも壁があるはずだけど、覆われる安心感もあるし、部屋なのにサバイバル感が出る。何が言いたいかと言うと、テントはどこにはろうと中は非日常なのである。テントという道具は、持ち運べる非日常なのである。
ブラインドデート
一方が目隠しをして、もう一方がエスコートしてあげる。アイマスクが恥ずかしかったら内側に厚紙貼ったサングラスしてもいいかも。外に出るのが怖かったら、家の中で。家の中も、見えないだけで大冒険。相方に全力で頼って親密度アップ。
プチ贅沢
コンビニで200円のアイスを買ってみるとか、ランチに1,500円使ってみるとか、本当にいつもの3割増しくらいの感覚の贅沢をしてみる。金額は3割増だけど、幸せは3倍になるかもしれない。
★日々お疲れ様マッサージ
腰や肩や手など、お互いにマッサージをし合う。コリも心理的なガードもほぐれる。スキンシップはコミュニケーションの基本。その中でも特にマッサージは気持ちいいし、相手に感謝したくなる。「いつもおつかれさま!」と優しい言葉をかけてあげるのもいいね。
★りんごまるかじりデート
りんごをまるかじりするという体験を共有するかぶりつく野性味や、ひとくち食べても意外と減らないサイズ感、そして果物のみずみずしさを味わう。二人並んでもくもくとりんごをかじる画はなんだかシュールで愛おしい。
外湯めぐりデート
温泉の外湯めぐりデート。おすすめは長野の野沢温泉。旅館に泊まっていない人でも街歩きをしながら外湯めぐりができる。野沢菜のお焼きを食べながら手つないで歩くのも楽しい。温泉入ったあとの、ホカホカした内側からの幸せを噛み締めながら二人一緒の歩幅で歩こう。並んで座れる足湯もまたいいよね。
学食ついでに大学行くデート
大学の学食に行ってご飯を食べる。大学は一般的に開放されていることが多いので、構内を散歩しつつ、学食でご飯を食べる。ちょっとした学生気分を味わうこともできるし、若い学生たちを見て忘れかけていた何かを思い出せる気もする。
デートプランを考えるデート
次のデートプランを一緒に考えてわくわくしよう。デートできていないその時間さえもデート。デートの永久機関やん。会えてなくても電話デートで計画立てよう。次はどこ行く?何する?どんな服を着る?
★★★全力のハグ
愛のある全力のハグがあれば、他に何もいらない気がする。人生、そんなもんじゃない?