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屋号付き口座作りの覚え書き

ついに憧れの屋号付き口座を作ってきました!今日はその流れとメリット・デメリットをかんたんに紹介していこうと思います。

屋号付き口座とは

口座は大きく分けると個人用、法人用があり、普段わたしたちが使っているのは個人用の口座です。口座の名義も個人名となります。

屋号付き口座は個人用口座の一種ですが、より事業にフォーカスしたものとなり、口座の名義は屋号+個人名となります。自分の場合は「メーフスタジオ 本名」となっています。個人と法人の中間のような立ち位置ですが、手続き上はほぼ個人口座と同じ扱いです。

最近は多くの銀行でWEB上、アプリ上での個人口座開設ができますが、屋号付き口座は事業の実態を証明するため、最寄りの銀行の窓口へ行き開設する必要があります。

三井住友銀行での口座開設の流れ

自分は屋号付き口座を三井住友銀行で作ることにしました。

・・・とその前に、一つ補足なのですが、三菱UFJ銀行での口座開設は注意が必要です。最初は三菱UFJ銀行で口座を開設しようとしたのですが、ネットバンキングを利用するためには別途月額制の「BizSTATION」というサービスに登録しないといけません。無料で使える「BizSTATION Light」もありますが、なんとこちらは一番必要な明細照会機能が使えず、会計ソフトとの自動連携もできないようです。

ということで、これから屋号付き口座を作る方は三井住友銀行をおすすめします。

(1)最寄りの銀行窓口へ

まずは最寄りの銀行支店へ行き、屋号付き口座開設の相談をします。予約とかもできるのかもしれませんが、自分は飛び入りで13時頃に伺いました。参考までに、飛び入りの待ち時間は1時間、口座開設に1時間かかり、銀行を出たのは閉店間際でした。

必要なものは「税務署収受印のある開業届、本人確認書類、印鑑」でしたが、収受印のある開業届が手元になかったため、昨年提出した収受印のある確定申告書類を持っていったところ、それでもOKとのことでした。他にも念の為、補助金申請で使用した納税証明書も持っていきましたが、こちらも確認に使用していました。

(2)キャッシュカードとクレジットカードを作る

口座開設をすすめるために色々と情報を入力していき、キャッシュカード、クレジットカード(三井住友ビジネスカード)も作ります。クレジットカードはオプションかと思ったのですが、屋号付き口座開設の際には必ず作ってもらっているとのことでした。正直今は必要ないなー・・・と思っていたのですが、後でこれが役立つことに。キャッシュカードは後日郵送、クレジットカードは審査を経て後日郵送となります。

(3)WEB通帳を選択→アプリ連携をする

紙通帳とWEB通帳が選べるのですが、WEB通帳を選択。窓口の方に従い、SMBCアプリと連携をしていきます。口座番号はその場でわかるので、教えていただきながら設定。いよいよ屋号付き口座がこのスマートフォンの中に!早くみんなに見せびらかしたい(お仕事の入出金したい)。

屋号付き口座のメリット・デメリット

さて、ここでかんたんに屋号付き口座のメリット・デメリットについて触れていきたいと思います。

「屋号付き口座 メリット」で検索するとよく見かけるのは、「クライアントから信用を得やすい」みたいな項目が出てくるのですが、そんなことよりとにかく自分のテンションが上ります。屋号を大切にしている人は特に愛着が湧くのではないでしょうか。それ以外のメリットは逆に無いような気もしますw

デメリットは、とにかく扱いが面倒くさいです。屋号にこだわりがない人は通常の個人口座一択です。自分も完全移行というよりは、結局使い分けることになってしまいそうな感じがします。

具体的には、屋号付き口座はほとんどのクレジットカードの引き落とし口座に指定できません。事業で使っているカードの引き落とし口座をさっそく変更しようと思ったのですが、セキュリティの観点からクレジットカードの登録名と引き落とし口座の名義が完全に一致している必要があり、屋号が入っているとエラーで出てしまいました。なので、先ほど制作した三井住友ビジネスカードが届き次第、こちらを事業用にし、他のカードはプライベート用に切り替えようと思います。

ネットバンキングや会計ソフトの連携は普通にできています。また、Tunecore、Audiostock、GoogleAdsenseなどの振込先もちゃんと屋号付き口座に指定できました。このあたりは特に不自由なさそうです。

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