はぐれ者だった

幼稚園の頃は、比較的に平和な日々だった。今でも記憶はちゃんとあって、あそこで遊んだなぁとか、あの時仲良かった子は何してるかなぁとか、今でも時々考えてる。
とにかく、色んな人に可愛がってもらいながら、幼稚園での日々は過ぎていった。
小学校に入ると、どうも上手くいかなくなった。勉強なんか好きになれなくて、何だか先生とも馬が合わない。今思うと、馬が合わないなんてこともなくて、変な子供だっただけな気がするけどね。
そんなこんなで、小学校に入ってからは一転して順風満帆ではいかなくなってきた。算数も国語もできない。
苦手とかじゃなくて、本当にできなかったな。体育も好きになれなくて、みんなとどんどん離されていくような気持ちになってた。いわゆる劣等感の塊ってやつかも。
そこから少しづつ性格がひねくれていったんだよね。どうせ自分には出来ないとか、だからといって出来ないって言うのも恥ずかしい、みたいな。
だから人前で泣くことも出来なくて、悩んでても素直に打ち明けられない。
それは今もそうで、そんな自分が時折嫌になる。何度もここで泣けたらな、とか思ったことか…

いじめられたって程のことは無かったけど、苦手な友達もいた。
でも今じゃことある事に飲みに行ったりとかする、すごくいい友達。
だから結局後になってみたらいい思い出だったりもするんだよね。
ただ、勉強とか授業っていう枠の中では全くもって自分の居場所はなかった。
ここで苦手意識を持っちゃったからか、高校卒業するまで勉強は好きになれなかった。
何が楽しいのかも分からなかったし、学問に興味とか関心を持つこともあんまり無かったな。

でも今振り返ってみると、特にはぐれ者だった小学校低学年の頃とかでも、好きな子が出来て浮かれてたり、友達と毎日のように公園で遊んだり、DSのポケモン不思議のダンジョン闇の探検隊にハマってたりと、充実してたんだよね。
ただ、その時の自分の心のキャパでは既にオーバーしてたみたい。
だからきっといま悩んでることも、将来同じように思えたりするのかも。

何となく未来への希望とかはやっぱり持ち続けていきたいなぁと思う今日この頃。
またお会いしましょう!

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