BTS神社が事務所無許可で建立されていた件について思う事<おまけ2>
どうも8810sekkeyです。ネットの記事を見ていたら,静岡県伊豆のリゾートホテルBy The Seaの敷地内の一角に韓国のアイドルグループBTS(防弾少年団)のロゴのモニュメントや彼らのイメージカラーである紫色に塗られた鳥居で神格化された彼らを祀っている神社通称BTS神社が所属事務所HYBEからの許可申請無しで行われていたことが発覚し,著作権侵害と肖像権侵害の容疑がかけられています。
さらに参拝料金として2000円,御祈祷料金として5000円でかかるとか...
今現在,人気シリーズどうしてBTSは日本でここまで流行ったのか~心を奪われてしまったジャニオタたち~執筆中の筆者としてこのニュースについては少し書かなければならないなと思って書いています。
今回はこれについての問題点を列挙しつつ,人気シリーズである筆者の記事の内容を引用しながら分析していこうと思います。
↑第1章のリンクです。良かったら見ていってください!(この記事を読まなくても内容が分かるようになっています)
〇BTS神社運営側の言い分「最初にBTSを名乗ったのはウチだから」
今回のBTS神社建立についてリゾートホテル側の主張としてはリゾートホテルの名称が「By The Sea」であってその各単語の頭文字をとってBTSであるからそもそもBTS結成前に存在しているホテルであるのでBTSを元々名乗っているのは自分達が先だということを強調した。
さらにBTSに用いられるロゴやモニュメントを使用したことに対しては,来客者の中にBTSファンがいて彼女らが推しであるBTSを祀ったり,御祈祷する場所を作ってあげるという意味で建立したと主張している。
神社の鳥居が赤ではなくBTSのイメージカラー紫色に対しては建立した私自身の好きな色であってBTSのイメージカラーとたまたま被っただけであって決してBTSファンを招こうとした意図は決してないし宗教の自由があるから鳥居が赤である必要すらないと主張した。
個人的にBTS神社がBTSファンを来客,知名度向上を目的にして建立されたと思われる箇所が非常に多いため著作権侵害,肖像権侵害に該当すると考えても妥当(クロ)だと思う。そのためこれらの主張はリゾートホテル側の苦しい言い訳のようにしか聞こえないしBTS神社を廃止すれば一件落着で済む話であるだろう(法的措置に動くことはないだろう...)
それだけでは話が面白くないし,流行研究学会の筆者が解説することもないのでここからこの話を面白くするためにあるテーマで論理を展開していこうと思う。
〇どうしてBTSは事件や問題等に巻き込まれやすいのか??
多くの人が気になっている箇所はここであると思う。BTS以外にも日本やはたまた海外には様々なアーティストやアイドル,キャラクターってたくさん存在するし,存在するということはそれなりに詐欺事件が発生したり風評被害の餌食になったり勝手にコラボさせられたり等の被害にあうのも当然である。
しかしBTS以外のアイドルグループでこのようなグループ本人達と関係ないところでの問題や事件に巻き込まれることは極稀であって著作権違反や勝手にコラボ,詐欺,消費者問題(ぼったくり)等の犯罪に勝手に関与するのはそこまで多くはない。(良くこの件に対して比較されがちの人気グループYoutuberコムドットは本人達によって炎上を起こすことはあるが,事件や問題に巻き込まれることは過去にほとんどない)
いつもなぜかBTSは最近でも●●万円払えばBTSに会えますよ詐欺だったり,BTSの缶コーヒーやスマートフォンコラボ商品が激安で販売されて在庫処分になったり,BTSのButterという楽曲が著作権侵害の容疑にかけられたりといったBTS本人達に全く関係ないところで炎上したりするケースが多すぎるのだ。
それなのになぜBTSはこうした事件や問題に巻き込まれやすいのだろうか??そこには決定的な要因があると筆者は考える。
①そもそもBTSは最近コラボが多すぎる。
まず前提論BTSはコラボをやりすぎているからこのような事件や問題に巻き込まれやすいというものである。
BTSは2019年以降,シングルBoys Loveを境に日本だけではなく海外進出に目を向けたマーケティング展開を行ってきたわけで,その1年後Dynamiteをキッカケにして遂に海外(主に日本,アメリカ)で商業的成功を収めたと考えてもよい。
そのあたりを境にBTSに関連するコラボが筆者の感覚的に非常に増えたなと感じることが多くなった。特に2020年からグローバルアイドルグループとしての地位が確立したこともあってかスポンサー(バック)に韓国政府やそれ追従する韓国大財閥企業のコマーシャルを独占するようになったと感じる。
韓国の大財閥といえばサムスン電子,ロッテ,LG,ヒュンダイとか挙げられるがこれらの企業は歴史的にも韓国政府との癒着が強く,韓国政府を裏で操っているといっても過言ではないといえるくらい韓国という国の核を握っている企業なのである。
それらの企業の内2トップであるサムスン電子のギャラクシーとBTSのコラボであったりロッテのキシリトールのBTSコラボ,過去にLGやヒュンダイとも普通にコラボしていたりとBTSのスポンサー独占が非常に多い
日本でいうならジャニーズアイドル嵐がトヨタ,任天堂,日立,JR,三菱,三井等の超一流大手企業のコマーシャルを独占しているという状態である。言い換えればそんなことは日本では絶対ありえないのである。しかしBTSというのは日本でありえないことを平気でやってみせるのだ。
ここまで社会現象?を巻き起こせばコラボしようと提案する一流企業もたくさんあって当然だろうと思う人も少なくないがこのように1つのグループでコラボを独占すると当然であるが他のグループが注目される機会を奪ってしまうわけであるし,企業同士,製造・販売しているものが違ってもライバルであるのは変わりがないので企業間の差別化が図れないという弱点もある。
あの企業もBTS,この企業もBTSだとどれも全てBTSでいいやとなってしまい企業の魅力が半減してしまう。芸能人スポンサーは企業の顔といっても過言ではないのでそこで個性を出していかないと企業の個性が無くなってしまう。
コラボは多ければいいというわけではない。ファンのお金だって有限だし,ファンの体を叩けばお金が出てくると思ったら大間違いだ。
BTSの運営やコラボを持ち掛ける企業はファン(ARMY)にとって本当に必要としている製品なのだろうか,ファンが購入してよかったと思っているもらえるようなコンテンツを提供できているのかを必ず発表・販売する前に立ち止まって振り返ってほしい。
何でも間でもブームの勢いに乗って販売してもBTS,企業間でも何の利得もないし損しか被らないのでその点に関してBTSは良くないと筆者は考える。
②コラボ商品が通常価格に比べて高すぎる。
二つ目は少し①と被るところがあるが,コラボ商品(コンプリートするまでの累計額も含む)が通常価格に比べて高すぎることである。別に商品の価格が通常価格に対して高額であることは決して問題ではない。高額であっても商品を買ってくれる消費者が満足していただければなんも問題が無い。
だがしかし通常価格に比べて高額にすると,営利目的な商品展開と消費者に思わせてしまうことが多く,どうしてもいやらしいイメージがついてしまうのだ。
BTSのコラボする商品は通常価格に比べて明らかに高額設定にされていることが多く,つまり他のコンテンツに比べていやらしいと感じることが多い。
サムスン電子とコラボしたスマートフォンは通常版価格9万円に対してBTSバージョンは本体のケース枠をBTSカラーである紫とロゴ,さらにホーム画面を特別仕様にしてお値段が13万円。BTSというブランドを付加させた4万円の値上げに踏み切ったのである。
さらにBTSとコラボした韓国メーカーのコーヒーは350mL?容量で初期設定価格500円で販売されていたからすごいのである。ちなみに同量の日本産コーヒーは200円も出せばかなりの高級仕様の美味しいコーヒーが飲めるし安いものであるなら100円の缶コーヒーとかでも全然問題ない。最終的にBTSコーヒーが30円で売られるのも少し理解できる...
コラボ商品だけでなく他のKPOPグループの公式CDやDVD,グッズと比較してもやはり高額でありもはや公式でさえもそういう状態なのである。
高額ではないBTSコラボ商品もちらほら存在するが,いかんせんコラボ商品の品数(種類)が尋常ではなく多く,全部コンプリートするってなったらもちろん高額になってしまう。
このようにBTSのコラボ商品は通常価格に比べて明らかに高額であり,高額であることからBTSのコラボ=営利性が強い・いやらしいというイメージがついてしまったのだ。
このことが原因なのか知らないが,実際BTS神社の参拝料として2000円を徴収しようとしていたことからも完全にリゾートホテル側が営利目的なのは目に見えるしこういうところがいやらしいのである。
BTSのこういったコラボは基本的にBTSのメンバーの顔(もはや顔ですらない商品もある)を雑に張り付けて商品として売れば商品は爆売れして企業の経営は潤うだろうと企業側が大勘違いしているのが原因である。
そもそも良く考えてほしい。高額に設定するのは良いがBTSのコラボ商品を購入する消費者ってファン(ARMY)が主であってそのARMYのほとんどは学生を中心とした10代から20代の若年層で構成されている。
そのような若年層が13万円のスマートフォンを平気でポンと財布から出せるくらいのお金を持っているのだろうか?という問題が発生する。だいたいARMY層は学生で構成されているのだから毎月のお小遣いやバイトの収入で購入できるような安い化粧品であったり,ぬいぐるみであったり,勉強グッズやスマホグッズ等の少し低価格の日用品等を販売したほうがよっぽどファンの購買意欲をそそると思うのは筆者だけであろうか?
その点でもまた繰り返すが,BTSや企業側はコラボ商品を発表・販売する前に今一度立ち止まって考え直す必要があるのではないかと思う。
③多重人格のアイデンティティが悪い面で発揮されている。
多重人格のアイデンティティは筆者が現在執筆中の記事,どうしてBTSが日本でここまで流行ったのかの<おまけ1>パートの1節に出てくる用語の1つある。
詳しい内容は下にリンクを張っておくのでそれを見ていただけると嬉しいです!!
↑<おまけ1>のリンクです!
②の原因でも少し説明したが,BTSのファン層は主に10代から20代の若年層で構成されている。さらに若年層はSNSを中心にインターネットを使いこなせる世代であることを本編では説明している。
その若年層の基本的な考え方を本編で筆者は多重人格のアイデンティティと定義したのだ。
多重人格のアイデンティティは次のように定義される,
〇自分と他人というテーマに多く触れる機会があるのでそのような経験を通して自分と他人の違い等に対して無意識のうちに強く影響されやすいこと
〇多重人格とはネット上で複数の趣味やアカウント,SNSを使い分けることで様々なキャラに成りきっていることを指す。それに対してアイデンティティは複数のキャラを演じることによって自分とは何だろうか,自分は何が好きなんだろうかと考える機会が多かったりそれを自覚していることを指す。
となる。つまり自分とは違うキャラクター(ここでは趣味アカウントとか匿名アカウントとかを指す)を演じることによって自分と他人という事柄に触れる機会が多く,自分とは何だろうかと考えたり自分自身のことを分かっている状態であるということである。
そのため若年層は様々なSNS(ツイッター,ライン,インスタグラム)やアカウントを使いこなしていくうちに自分とは違うキャラクターを構成していることが多い。要するに多重人格のアイデンティティが強いという事である。
多重人格のアイデンティティの強い若年層は自分たちの好みを全く興味のない他人に強要したりはしないが興味のある人同士で話題を共有して結束力を強化したり,そのコミュニティを邪魔する人に対して容赦しない傾向があるということを本編では実際に具体例を挙げて解説している。
ここでは多重人格のアイデンティの具体例については説明しないが詳しくは<おまけ1>を見ると忘年会に来ない新入社員を例にして解説している。
前提条件はここまでとして本題に戻ると,多重人格のアイデンティティは興味のある人同士の結束力を強くしたりコミュニティを邪魔する人を排除しよとするため一見すると良いように聞こえるが多重人格のアイデンティティが極端に強すぎると悪い面で働くことがある。
それはネット用語で信者化してしまうということだ。
世の中にはBTSが好きな人がいる反面嫌いな人がいるのはもちろん,同じ好きな理由でもいろいろな理由でBTSを好んでいる人がいるし,その反対様々な理由で嫌っている人もいる。
多重人格のアイデンティティが強くなりすぎてしまうとBTSの事を好きでBTSのこれからのために良くなって欲しいという改善点的な否定的な意見も全て批判(アンチ)として捉えられるようになって邪魔者にファンから認定されて排除されるべき存在に選ばれてしまうということだ。
特にBTSファンARMYはその傾向が強く,BTSの意見なら真っ向からイエスとしか言わない簡単に言えばイエスマン...いやイエスウーマンが多いのだ。
そのためBTS神社のように常識的に考えて怪しいコンテンツだったり胡散臭い内容もファンARMYであるなら何にも考えてないし簡単に騙すことができるだろうと考えている悪い大人の餌食になりやすいのだ。
さすがに今回のBTS神社の件に対してARMYの中で賛同・肯定している人は少なかったが,こういうことを過去にも多く繰り返しているARMYは簡単に騙せてしまうというイメージを作り出してしまっている。詐欺師側からするとARMYは簡単に騙されてくれる最強の金づるなのである。
まずこのイメージをBTS率いるARMYは改善しようと動き出さない限りこういった事件にたくさん巻き込まれる可能性が非常に高いだろう。
〇まとめ
今回はBTS神社の件に対して筆者が自論を述べ,それだけでは面白くないので追加としてBTSはどうして風評被害の餌食になりやすいのかということを解説した。その原因をまとめると,
①そもそもBTSはコラボが多すぎる
②コラボ商品が通常価格に比べて高すぎる
③多重人格のアイデンティティが悪い面で発揮されている
の3つでまとまりました。この3つが改善されないとBTSの胡散臭いイメージだったり民度の低いというイメージを変えることができないと筆者は考える。
というところで終わりにしようと思います!
最後までご愛読ありがとうございました!よければ♡ボタンを押していただけるどモチベーションになりますのでよろしくお願いします!!
今度はBTSはどうして日本でここまで流行ったのかの本編でお会いしましょう!!
ではまた!!
~追記~
事実と異なる記載を発見しましたので修正させてもらいました。その内容で気持ちが不快になられた方に大変申し訳ございませんでした。