内向型HSP男子がM5手帳でブレない男になる方法
ブレない男にあこがれる同志たちへ。
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相手にテキトウに合わせるのはできるけど、いざ意見を求められると困る。
自己紹介が苦手。
かつての僕だ。
こんなとき、自分が空っぽに感じてた。
要は、確固たる自分がなかった。
八方美人で、自己主張せず、他人の価値観に流される。
芯がない。
デートでも、しどろもどろに自分を語るとき、女の子の顔が失望していくのがわかった。
過去を振り返る時、僕は常にブレている。
まるで小学生が走りながら撮った写真みたいに。
あなたは?
周りには、こんなテーマで話せる人がいない。
ずっと、誰かに話したかった。
この記事を開いてくれたあなたに、シェアしたいことがある。
それは、「うつろいやすいブレブレな自分を、芯のある男にする方法」だ。
あなた進むべき方角を常に指し示すコンパスを、いっしょにつくりたい。
このコンパスがあれば、
君は堂々と自分が何者であるかを語れるし、
自分が世界の座標軸のどこにいるかを常に確認できるようになる。
これはあなたにどっしりとした安心感をもたらす。
周りに流されなくなる。
自分を見失って、ムチャな誤った判断を下すことがなくなる。
寄り道せず目標に向かって突き進むことができる。
自分がどこに向かうべきか、見失うことがない。
オマケに、目標達成率が上がり、頭の中で頻繁にレベルアップの音が鳴る。
僕の場合、この方法を使うようになってから、
長らく停滞していたベンチプレスのスコアが上がり(80kgが8回上がるようになった)、美肌になり、総資産が増え、職場で昇進の話をもちかけられた。
そして、ムダなことに時間を取られることが減った。
男磨き界隈で推奨される「オナ禁」も自然とできている。
先に言っておくけど、「こういった考え方を持とう」とか「こういうマインドセットを意識しよう」とか、そういう「気の持ちようを変える」みたいなやり方じゃない。
もっと、合理的で、物質的で、実際的な方法だ。
観念的で捉えどころのないものを、あなたの眼に見えるところに常にピン刺ししておく、強引なくらい具体的な方法だ。
★使うもの
使うのは、紙と、ペンと、それを綴じる手帳だ。
手帳は、最小規格である「M5サイズ」を使う。
手帳にもいろいろあるが、個人的には『プロッター』のものがオススメだ。
このメソッドで使う手帳に求められるのは、携帯性と見やすさ。
プロッターは美しく経年変化するレザーが使われていて、ムダな装飾がなく、薄くて軽くて小さい。
そして、どのページを開けて机に置いても、180度開く。
こういう手帳は意外と少ない。
M5手帳を用意したら、そこにリフィルを綴じていく。
(リフィル…手帳の用紙のこと)
★やり方
ここからが、この記事のキモだからよく聞いてほしい。
手帳に、「その日のタスク」と「目標」を綴じる。
詳細を取っ払って簡潔に言えば、このメソッドはこれだけだ。
まず、「その日のタスク」について。
デイリータスクは、手帳内で管理するようにする。
スマホアプリを使っている人は、手帳に移行する。
リフィルは毎日入れ替える。
筆者は、寝る前に書くようにしている。
追加があれば、都度書き足す。
プロッターから、ToDoリスト用のリフィルが出ているから、それを使ってもいいし、
↑の画像のように、横罫線リフィルの左側にタテ線を引いてチェックボックスをつくってもいい。
タスクを達成するたびに、チェックボックスに✔︎を入れていく。
だから、1日に10回くらいは開くことになる。
その度に、「目標」が目に入るようにする。
これがブレない男になるためのポイントだ。
具体的に言うと、手帳の一番最初のページに、目標を書いたリフィルを入れる。
これも、ToDoのリフィルを使う。
目標は、「達成したいこと」でもいいし、
あなたが、「こうありたい」と思う「人物像」でもいい。
筆者の場合は、↑画像のように、「35歳までに達成したい4つの目標」を書いている。
恥ずかしいから、内容は有料部分で公開している。
つまり、仕組みはこうだ。
その日のタスクを見返すたびに、
目標やめざす人物像が「ついでに」目に入る。
これで、自分がどこに向かうべきかを常に意識できる。
結果、ブレずらくなる。
あなたは一貫性を手にし、結果として「あの人は芯が強い」と言われるようになる。
★新年の目標が達成できない理由
新年の目標を、年末まで覚え続けられる人は少ない。
なぜ忘れるのか。
それは、目に見えないからだ。
たいてい、正月に神社でお賽銭を投げた直後に、1年の目標を頭のなかで立てるだけだ。
意識にとどまらずに、3日もすれば忘れる。
「目標」自体はいいものだ。
目標には、あなたを引き上げる効果がある。
目標をみるだけでがんばれたり、理想の未来に近づけたりする。
ノーコストで。
とても有益で、とても便利なものだ。
近年、「コーチング」と呼ばれるサービスが注目されている。
これは、コーチからの問いかけによってクライアントの潜在意識にはたらきかけ、目標達成を支援する心理学的アプローチだ。
コーチングでも、目標設定を利用してクライアントのやる気と行動量を上げる。
そんな目標の効果を強引に引き出すのが、この方法だ。
モノとして目標を常に持ち運び、
「頻繁に見返すもの」と同じ空間の中に入れることで、
自然と、毎日、何回も目に触れるようにする。
こうなると、あなたは自分の脚力に加え、目標の力も利用して、達成に向けて走ることができる。
これは「意識が高い」というより、
「よりラクに野望を果たして気持ちよくなれるチート」だ。
★スマホで代替できない理由
あなたは、「スマホの待受けに書けばいいじゃん」と思うかもしれない。
たしかに、「恥ずかしさの感度が低い人」にはいいかもしれない。
スマホは、人に画面を見せたり、一時的に渡したりするタイミングが結構ある。
幼少期、姉から「キモシャイ」と揶揄されていた筆者には、ハードルが高い。
筆者は、大事に温めている夢を、心無い人にバカにされて、むしろを夢に向かう気力を削がれたら…なんて心配が止まらなくなる。
同様の理由で、目標を家の壁に貼るのも続かなかった。
来客が来るたびにはがしてしまい、定着しなかった。
その点、小さい手帳は自分しか見ない。
他の人に見せるタイミングはない。
安心して恥ずかしいダサい夢を綴じれる。
また、「メモアプリに書けばいいじゃん」と思うかもしれない。
デジタルには、目的の場所へダイレクトにアクセスできるという特性がある。
この特性は、目標を書いておくには欠点となってしまう。
「目標を書いたメモページを定期的に開いて読もう」というのは、意識に頼っている。
形のない意識に頼っている。
いつか消える意識に。
紙の新聞のメリットとして、「興味がないニュースも目に入る」と言われる。
これが、アナログの数少ないメリットだ。
このメソッドも、「見るつもりがなくても目に入る」というアナログの特性を利用している。
理屈では、「目標は定期的に振り返るべき」と思っていても、現実、日常を生きていると、娯楽やニュースにフラフラと向かってしまう。
ノートでなくシステム手帳を使うのは、デイリータスクのリフィルを入れ替えでき、ページを厳選して薄く保てるからだ。
あと、レザーの見た目と触り心地がいいからだ。
こうした情緒に訴えかける魅力があると、使う理由、持ち運ぶ理由が強化される。
ToDoリストをアナログにするのにもメリットがある。
スマホで管理していると、そのアプリをそもそも開かなかったり、代わりにSNSや娯楽アプリをついつい開いてしまったりする。
しかし、ToDoリストを物体としてポケットに入れておけば、手を突っ込むたびに指先に触れ、それを意識できる。
結果的に、タスクの達成率が上がる。
つまり、スマホのアプリより機能的なのだ。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
一応、ここまでの解説で、このメソッドは再現できます。
恋愛でも、自己実現でも、運動でも、資格取得でも、どんな目標でも応用できます。
有料部分では、筆者が実際に入れているリフィルのすべて、小さい手帳にピッタリなボールペンを、写真つきで公開しています。
あなたがこのメソッドを実践する上で、きっと参考になるはずです。
加えて、メイキングとして、このメソッドを思いついたキッカケと経緯もお伝えします。
コーヒー1杯分くらいの料金なので、お気軽にどうぞ。
★筆者の手帳の中身公開
最初のページから順番に見ていきましょう。
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