初めての初期不良。
これまで結構長い年月、パソコンを仕入れて使用するユーザーさんの希望する設定をしてあげて納品するという仕事を続けてきました。
それを長年続けてきたので、扱ったパソコンの台数はかなりの量です。
メーカー系の会社に勤めていた頃はちょっと数量の単位が違いすぎるから置いておいて、独立してからもこれまで年に20台から40台扱ってきたと思います。
最近はちょっと数量が減ってきましたが、それでもなんだかんだ20台は処理しているかな?って感じです。
それもほぼ全てWindowsPC。
自分は普段はMac使っているけど、ビジネスモードに入ればWindows最高!なんでもOKって感じで対応しています。
そんな中、おかげさまといいますか、これまで取り扱ってきたパソコンで初期不良に出会した記憶がありません。
けれども最近とうとう出会してしまったのです。
それは、HPというメーカーの13インチノートPCなのですが、なんとタッチパッドが最初から全く反応しないという現象です。
デバイスマネージャーにタッチパッドが表示しないというところからどう考えてもハードウェア的な初期不良です。
この症状をサポートに連絡してあーだこーだやりとりをやりつつ結果は、初期不良なので修理します。
という事でした。
初期不良ならパソコン交換だよね?普通そう思います。
けれども受注した後、製造して納品するというビジネスモデルをとるメーカーはどこもかしこも初期不良時は交換ではなく修理という事になるようです。
まあそれはわかった。というかわかる。
けど、今回初期不良に出くわし一番納得が行かないのは初期不良というメーカーにとっては恥ずべき事なのに修理に対しメーカーは通常の修理ラインで処理しますという処置をとることかな。
初期不良に対し悪いのは100%メーカーでユーザーには全く非がない事象です。
なのに、なんで「修理工程は通常2週間かかります」などという寝ぼけた話を平然と言えるのか?
今回のタッチパッドが認識しないなんて製造後の最終チェックをちゃんとやっていれば絶対にわかるエラーです。
そんなの見過ごしているのってプロじゃないだろ?レベルのエラーです。
そんな恥ずかしい初期不良だったら普通、メーカーが秘密裏に直接もの(PC)を引き上げて速攻で直してユーザーにお届けする案件だと僕は思うのです。
なんか、ユーザーって舐められいるんだなぁって思います。
メーカーは初期不良起こしちゃった!!、てぇ。。って感じなんでしょう。
けれども、このパソコンでビジネスをしている自分としては、売上も翌月に回さなければならなくなるし、契約関連の訂正も発生します。
こういう事が起きた事務処理って地味に多かったりします。
それをメーカーに持ってくれとは言わないけど、初期不良を起こすことによるバタフライ効果的なものはもっとリアルに感じてくれよって思いますね。
HPさんとは徐々にさよならだなぁ〜。
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