私の心のオアシス「こども食堂で繋がった素晴らしい人脈」と「野鳥」
「こども食堂」
最近つくづく思うことは、身を置く環境によって関わる人々がガラッと変わること。
こうも違うものかと驚いています。
以前は、山谷や訳ありな生活困窮の方たちの支援の仕事を10年以上やってきましたが、横の繫がりはほぼゼロ。
何の広がりもなく、唯一繫がりがある知り合いは、今後は関わりたくない人間という悲しさ。
その後、「宿泊所を辞めたので何かやりたい」と強く思った私は、「人脈がないので1人でもできること」と探していたところ、「こども食堂は1人でもできる」
それならやってみたい。
1年かけて試行錯誤の上はじめました。
「はじめた」というより、とりあえず「はじめてしまえ」という思いでした。
ただ、区役所に申請するのに、スタッフが最低2人いないとできなかったので、思い切って同僚に声をかけました。
1人でもはじめられるという「こども食堂」ですが、それは絶対無理だと、今はあの頃の私に呆れています。
たくさんの方の協力が必要です。
それから自宅に張り紙を思い切って貼りました。
声掛けも張り紙もすごく勇気が必要でした。
その張り紙を町会の婦人部長さんが見てくださり、そこからの広がりがすごい勢いで進んで行きました。
区役所と繋がったことも大きな進展になりました。
町会、福祉施設、児童館、民生委員会長、民生委員社会福祉協議会、こども食堂ネットワーク、こども関係の方たち、フードバンクなど。
とても幸せな繫がりです。
私が幸せだと感じる人たちと環境にたくさん出会えました。
きっと私の求めていることは、こういう人たちとの出会いなんだろうな、と思いました。
山谷時代の知り合いには、こんな感情はまったく湧きませんでした。
向こうもそう思っていることでしょう。
こども食堂は去年の9月からはじめました。
最初の2ヶ月は誰も来ませんでしたが、その後はスタッフの協力もあり、徐々に増えて1月開催時は15人のこどもたちが参加してくれました。
2月、3月と継続して参加してくれて、参加者の知り合いへの声掛けもあり、更に増えてにぎやかな食堂を開催することができました。
そして、町会と民生委員の方たちのお手伝いのおかげで、少しずつ形になってきました。
何より嬉しいのは、最初は無表情だったこどもたちがリラックスしてきて、みんな笑顔になってきたこと。
保護者同士が情報交換や楽しそうに会話をしていること。
まだまだ成長途中のこども食堂ですが、みなさんの居心地の良い場所になりたいと、強く思ってがんばっていきます。
やりたいこと、やるべきことは絶対やりますが、そんなにがんばってはいません。
「さぁ、やるぞ~」という気持ちはないのです。
ただ、私の生きている意味を失くしたくない、そんな思いが強いです。
こども食堂で繋がった人脈は、本当に素敵なので、ずっと繋がっていたい。
こどもたちが可愛い、貴すぎる。
ただそれだけです。
無気力なのに、面倒なのに絶対止まらない私が
います。
「野鳥の可愛らしいと美しさ」
もう一つの私のオアシスである野鳥観察。
野鳥たちの姿を写真に撮りまくっています。
最近撮った野鳥の姿です。
長々と書きましたが、読んでくださりありがとうございます。