絵が描けない理由
ここ1~2年、ずっと絵が上手く描けないでいる。その理由も漠然と自覚している。幸せになってしまった。これに尽きる、気がする。
高校生の頃は、周りの人に手当たり次第に救いを求め、街をうろうろしてみたり、薬に頼ってみたり、自傷行為をしてみたりとかなり不安定だった。新型コロナウイルスの蔓延も不安定さに拍車をかけたように思う(あまり思い出したくないので、詳しくは書かない)。
ただあの頃は、絵に救いを求めて一心不乱に絵を描き、内輪の小さなコミュニティで褒められるだけでとにかく嬉しくて、沢山絵を描いていた。
今は大学生になり、毎日顔を合わせるような面子が居なくなったことや、恋人が出来たことなどが重なり、コミュニティに帰属する意識が無くなり、また自己を絵に依拠することも無くなり、自分自身を見てくれる人が現れてしまったため、絵に縋る必要がなくなってしまった、ように思う。
こんなことを言ってしまうと言い訳のようにも聞こえるなーと思うが、数年前とは絵にかける熱量自体が明らかに違う。私は10年ほど続けていた絵という趣味すらもうここで頭打ちか、という程に熱量がなくなってしまったような気がする。
元々飽きっぽい性格で何事も1年続かない私が10年も続いた趣味だから今更手放したくないという気持ちと、まだまだ20代なのだからいくらでも新しい趣味が見つかるよ!という気持ちの2つある。でもやっぱ、絵を諦めたくないんだよな〜!!!!!もったいないもん!!!!10年続けたんだよ!? 今更幸せになっちゃったから辞めます〜なんて、言いづらい。
前も書いたかもしれないが、COMITIAに出ても満足するほどの変化は得られなかった。いっそ絵画教室に通ってみようかな? という気持ちもある。とにかく、このままでは将来無為にYouTube shortsで時間を潰す無趣味人間になってしまう。それだけは嫌だ!!!
なにか打開策が欲しい。いっそ投薬をやめ、自ら不幸になりにいくというのも手かもしれないが、こればっかりは主治医としっかりお話しなければいけない。次の通院で何か変わったら、また書きますね。
おわり!