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「気管支喘息」を理解しよう!~呼吸器一筋!9年目看護師×AIが解説!~

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こんにちは!
呼吸器一筋!9年目看護師のRieです。

人間よりはるかに賢いとされるAI(chatGPT)の知識に、呼吸器病棟9年目の私の知識をコラボさせ、疾患の解説をしていきたいと思います。
初心者でもわかりやすいように図や表も多く入れて説明していきます。
新人看護師さん、看護学生さんまたは呼吸器が苦手という医療従事者の皆さんのお役に立てれば幸いです。

今回は、呼吸器病棟でも患者さんの数が多い気管支喘息について、詳しくわかりやすく簡単に説明していきます!


①   気管支喘息
まずは、気管支喘息を簡単にまとめました!
1.夜間・早朝に発作性の呼吸困難・喘鳴・咳嗽が反復してみられる。
2.器質性心肺疾患(心不全やCOPDなど)が除外できる。
3. 聴診で笛音(wheezes)を認める。
4. 呼吸機能検査では、スパイログラムで1秒量(FEV₁)、1秒率(FEV₁%)の低下、フローボリューム曲線で閉塞性換気障害の所見がみられる。
5. Β₂刺激薬の吸入で、FEV₁が12%以上かつ200mL以上増加する。
6.気道過敏性検査で、気管支収縮薬の少量吸入でFEV₁が低下する。
7. 血液検査や痰検査では、好酸球増加、ECP増加などがみられる。
1~7にあてはまる場合、 喘息(気管支喘息)を考える。
 
<治療>
①   発作時の対応:発作治療薬(リリーバー)を用いる。
吸入β₂刺激薬が第一選択。必要に応じてアミノフィリン点滴静注、0.1%アドレナリン皮下注または筋注、ステロイド点滴静注、酸素投与などを併用。
重症発作時には気管挿管、人工呼吸管理などを考慮する。
②   非発作時の管理(長期管理薬:コントローラー)を用いる。
吸入ステロイド薬が第一選択。必要に応じて長時間作用型β₂刺激薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放製剤などを組み合わせる。
 

次に詳しく解説していきます!

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