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ザ・ファブル  殺さない殺し屋

こんばんは。

映画みて感想残しておこうと思ったらなぜか2週間ほど経ってました、あおまです。

ということで見てきました!

シーズン1はDVDレンタルとかで見たんだっけな。

ネタバレになるかもしれないので、ざっくりとしたことと

なんだかしゅんとした事だけメモしておこうと思います。

まず何より岡田くんってすごい・・・ってなること。(笑)

アクションシーンがすこぶるかっこいい。

手際もいいし、動きが俊敏ってこういうこというんだなぁって。

すごいざっくり(笑)

でも本当にすごいなと思うんです。一度でいいから現場でアクションシーンを見てみたい。

スタントマンの人もいっぱいいて迫力あったなぁ。

とにかく動きがスマートでかっこいい。

ストーリーは前作よりちょっと重ためなのかな。

堤真一さんの役柄がえげつなくて、

狂ってるとはこのことだよね。

誰も彼を説明できないし、知らないし、ましてやコントロールなんてできない。

どれが本音で、どこに本心があるのか全く掴めなかった。

ただファブルに会いたいっていうところだけは本心なんだろうと思うけど、

正直弟の仇打つとか、そういうことするようにも思えないんだよね。

狂気の原因が分からなくて、掴みどころがないというか、

ある意味ふわっとしてる役柄というか・・・。

木村文乃さんが演じてたキャラクターは、人を6秒で殺せるファブルに対し

何度も作品中で「お前は人を殺したことない」って言われてたんだよね。

なんでだろう?それが次回作に繋がってるのかな?

ファブルと行動してるなら、機会はいくらでもあったはず。

ボスから人を殺してはいけない、普通に生活しなきゃいけないという

指令があるないに関わらず、殺してないなら

殺せないのか?殺さないのか?その辺が次回作なら楽しみだなぁ。

そして平手友梨奈ちゃん演じる少女の話にいたっては、

彼女の過去と現在を見てると、

「やり直したらいいじゃん!人生何度だってやり直せるよ!」って

よく聞くセリフがすごく陳腐に聞こえるなと。(本作では言ってません)

これは個人的に、つくづく思うんだけど、

生きるということにおいて、やり直したり、生まれ変わったり、リセットすることは私は出来ないと思う。

し、出来なくていいと思ってる。

よく学園ドラマとかで上記のセリフを聞いてたような記憶があるんだけど、

なんとなく違和感を感じてて、その違和感の謎がこの映画を見てほぐれた。

家出して怪しい組織に捕まって、事件に巻き込まれたり襲われたりした

彼女の今後を考えたときに、

悪い奴と縁切ろうとか、リハビリ頑張ろうとか、仕事しようとか、

前向きに行動することは出来ても

過去にあったことやしたこと、後悔は消せないし、

どんなに明るい未来というのが約束されてると仮に言われても、

生きることをやり直す、にはならないんじゃないか。

どんな過ちも後悔も、死にたくなるような辛い出来事も

全部持って生きてるし、どれ一つ取りこぼすことはできない。

ただ時間が経つにつれて、自分で変えた環境や行動によって

その背中に乗ってるものが少しずつ軽くなるといいなとは思う。

私自身、どうにもならないことをしてしまった時もあるし、

傷ついたことも傷つけたこともあるし、

今でもどうにもならない過去のことが突然頭から離れなくなって

自分が嫌になったり、許せないと思ったり、自分自身から目を背けたくなる日がある。

そういうのは、どれだけ人に「過去のことだから」「それでも今があるから」と言われても

頭から離れることはないし、これから先も何度も立ち止まって、

不安になって、悔やんで、苦しくなることは避けられない。

それは自分のしたことだから、消えないし、もうこれはこのままなんだなって。

だからやり直すことは絶対できないけど、今までのことも含めて私だから

それだけは誰もが、誰にも踏み込めないことだと思うから

これからの自分に起きる、いろんなこと(嬉しいことも悲しいことも含めて)をまた抱えられるように

今の私が、これまでのことを少しずつ軽くできるようにしてあげたい、とは思う。

なんか日本語おかしいかな?(笑)

未来の自分がこのメモを見て、あぁ~と思えるといいな。

そんなしゅんとした帰り道でした。

つまるところ、ファブルは面白いよ!(笑)


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