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話題の「Prologo 3Dサドル」使ってみた

どうも!877Bicycleです🍌

全人類のサドル沼を解決するために、近年開発が進んでいる3Dプリントサドル。その始まりはFi'zi:kからだったと記憶しています。当時、白色3Dサドルを店頭で見て、とても興味をもちました。しかし、値段は5万円を超える高級品。試してみるには勇気が要る金額です。実際に使っている人はたまにしか見ませんでした。

そこから一気にシェアを拡大させたのが米メーカー、スペシャライズドのPOWER WITH MIRRORです。流行り始めたショートノーズPOWERで3Dプリントモデルをリリースしました。Fi'zi:kより3千円ほど安く、ぎりぎり4万円台。(発売当時)
戦略的な価格とトレンド設計でサイクリストのハートを掴みました。そして、座った評判も結構良くて、ヒップも掴んだわけです。

その後、各サドルブランドが3Dサドルを発表してきました。大手メーカーは勿論のこと、中華まで。それにより、一気に裾野が広がりました。

しかし、私が長年愛用しているPrologo(プロロゴ)社からは一向にリリースされませんでした。


それが、遂に今年の3月に満を持して発表されました!!!

NAGO R4 3DMSS

販売価格 ¥57,200(税込)


かなりの後発です。
何がいいのか気になるところです…。

一番のメリットは軽量性!

参照元:https://manys.work/2024/03/post-7717/

他社が180~240gのところ、ダントツ軽い149g
軽さはそれだけでメリットになります。


圧力センサーの解析とマルチセクターシステム

参照元:https://manys.work/2024/03/post-7717/

圧力センサーによって立体的に設計されているので痛みが出にくく、Prologoのカーボンベース+最小限の素材によって、超軽量に仕上がっているそうです。
また、Scratch M5などの他のサドルで培ったMSS(マルチセクターシステム)によって設計されています。  下記参照

・バックセクションは高密度で弾性係数が高く、坐骨へのサポートを強化し、ペダリングのトラクションフェーズを容易にします。
・センターの 3 つのセクションは低密度で中程度の弾性係数を持ち、軟部組織が置かれる部分で最大限の快適さを提供します。
・フロントセクションは中程度の密度と低い弾性係数を持ち、サドルの先端でペダルを踏む必要がある場合でも優れたサポートを提供します。


憧れの選手たちと共同開発!!

タデイ・ポガチャル
マーク・カヴェンディッシュ
ゲラント・トーマス
ペロ・ビルバオ
アルベルト・ベッティオール
など世界を代表する選手が開発に協力しています。数多くのプロチーム・選手をサポートしているPrologoならではです。


実際に使ってみて

軽さ:普段194gのサドルを使っているので、やっぱり軽いです。ダンシングしたときの、フリの軽さが一番わかりやすいと思います。

クッション性:指で押してみると結構沈むので大丈夫か不安になったんですが、乗ってみたら超快適!!いつものコースを走ると段差の衝撃が半減しました。前~後ろのどこに座っても痛みは出ませんでした。(多少沈んでいるのか、サドル高は変更する必要がありそうです。)

グリップ感:この3Dプリント素材は、吸い付くようなグリップが感じられ、ポジションを安定させやすかったです。結構気に入ったポイントでした。

デザイン:Prologoのマルチセクターシステムが良い感じにアクセントになっています。

以上!!!
PrologoのNAGO R4 3DMSS のレビューでした。

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