ピストの大会で優勝してきた
どうも!877Bicycleです🍌
TRACK BIKE UNION Vol.5 とは
東京の自転車店:25LAS BICYCLE WORKSがオーガナイザーを務めるピスト乗りの大会です。私はピストをバンクでしか乗りませんが、ほとんどの参加者は街を主戦場にしています。第1回優勝をさせてもらっていて、第2回にも出場しました。その際にはスペシャルゲストで橋本英也選手も。
舞台は、山梨県境川自転車競技場
高校3年間大変お世話になりました。
1周400mの屋外バンク。
県内外問わず多くの人が使用しており、観戦もしやすいです。
行われた種目は3つ (エキスパート/ファン の2クラスで、エキスパートに出場)
1⃣ スタンディング1on1・・・よーいドン!で1周し、先着したほうが勝利
2⃣ 5周回ケイリン・・・8人ほどでローリングスタートから5周回後がゴール
3⃣ ポイントレース25周・・・5周おきに先頭のみ3pt、ゴール着順で更に10,5,3pt
全レースの合計得点(クラス問わず)が高い選手には賞品ありなので、全種目出場しました!!
スタンディング1on1
400m(1周)のゼロスタート。スプリントみたいな種目ですね。トーナメント方式で決勝まで行くと4回戦うことになります。
1回戦:自転車競技部の高校生
初戦で現役選手とやることに。ツイて無いです。先行しバックで捲りに来たところを合わせて何とか勝利。まだ温まってないので、心臓がバクバク!大分消耗しました。
2回戦:街乗りの黒Tの方
インターバルが5分ほどしかなくて、あっという間にスタートへつきます。今回も相手が越しづらいポイントで仕掛けるようペーシングして、逃げ切り。
3回戦:ピストクリテ優勝水色ニキ
筋肉質で見るからに強そう。後から聞いたら色んな大会で優勝してるそうです。
後ろから捲りで行く作戦で、スタートはゆっくり。というか心臓がキツくて、先行するのをビビりました。バックで捲りに行ったけれど、3コーナーで「アレ?抜けないぞ」。4コーナーで一瞬隙が見えて踏んだものの、回転に脚が追い付かず差を埋められなくて敗戦。優勝する気で臨んだのでショックでした…。
3-4位決定戦:オシャレ再戦ニキ
カッコイイウェアとバイクに乗る彼は、前大会でも勝負したことがありました。ピストで色んなトリックを決めちゃいます。
さっきの試合でビビッて先行譲ったのを反省して、自ら前に行きます。お互いに400m踏み続ける体力が回復していないので、バックまで相手が抜けないようにペース配分して、そこから200m本気で踏み切って勝利しました。
5周回ケイリン
スプリントを終えて、ケイリンっぽい種目。
レース前の作戦として、私は体重が軽く筋肉量で劣るので、逃げ切り勝利を狙うことにしていました。ただラスト1周より前に仕掛けないと誰かに行かれたり、スピードが上がった状態では不利だったりするので、残り2周のどこかで行くことに決めていました。
先程の試合で誰が強いか判断できたので、優勝した白赤ジャージ選手の番手を取りました。もしこの選手がアタックしたら反応して、行かなければ車間をあけスピード差をつけてアタックすることに。特に展開が無く周回をこなしていき、事前作戦の残り2周看板。集団ペースが若干落ちて横に膨らんだ瞬間に「ここだ!」と思い渾身のアタック。強い選手はイン側で反応に遅れ、誰も付いて来ていないのを感じました。ラスト100mでようやく後ろから1人迫ってきている雰囲気がありましたが、後ろを振り返る余裕があるぐらいで逃げ切りました。
ポイントレース25周
5周回ごとに3pt×5 ゴール着順で10,5,3pt
→周回ポイント狙わず最後1位でゴール 13pt
→周回ポイント4回と2or3位でゴール 17or15pt
→周回ポイント3回と2位でゴール 14pt
なので、ゴールだけ狙うのはリスキー。1回ポイントを獲得し、1位でゴールすれば優勝は確定なので最初のポイントを取る作戦にしました。
マークするのは以下の3名
👤スプリント優勝白赤選手(ケイリンも2位)
👤ピストクリテ優勝水色ニキ(スプリントで敗戦)
👤オシャレ再戦ニキ
白赤選手が残り22周目のバックでアタックしたところから展開が動きました。彼は若くて終始活発的だったので、最もマークして近くにいました。おかげですぐさま反応でき、ポイント周回の鐘。残り1/4周で彼が後ろを振り返ってそれが私だったことに気が付き、諦め踏みやめてくれました。危なげなく3ptゲット
集団と50mほど間が空いたので、「2人で半周交代をペースで回そう!」と声かけ。後ろがペースを上げないようだったら、交代でポイントを稼ぐ作戦に。あくまでゴールが大事なので無理はしない。2周ぐらいローテーションすると後ろが追いついてきたので、集団はひとつに。
ここで、ピストクリテ優勝水色ニキが単独アタック。さっき脚を使ったのでここは静観。残15周のポイントは取られてしまったが、回復できました。
そして、水色ニキが残12周で再度アタック。さっきも行ってたのに強い、多分レース会場で彼が一番脚ありました。しかし、マーク対象だったので反応し、後ろにピタリ。街乗り系の人たちに「またアイツだ」って言われてましたww
2周の間、ずっと風避けに使わせてもらい、確実に差せるところで行きました。6pt目
私はポイント周回を取った流れで単独先行。集団は脚の差があり、先頭以外ポイントがつかないことも相まって、まとまっていません。後ろは1/3周離れていて、脚の調子も良かったので、そのまま行くことに。残り5周のポイント周回も獲得しました。9pt目
姿勢を低くして、感覚的には4倍ぐらいのペースで楽に回します。残り3周で追いつかれるぐらいに調整して集団に戻りました。
すると、ここまで身を潜めていたオシャレニキが残り2周で強烈なアタック!!マークし切れてなくて、私含めみんな反応が遅れていました。1人では追いつけない…と諦めかけた時に、水色ニキが追いかけ始めました。すかさずその番手につき、少し前との差が埋まりました。
加速したエネルギーに自分のパワーを上乗せして、ラスト200mもがきます。写真のようにかなり差がありましたが、スピード差でギリギリ追いつける気がしました。
今日一の伸びで、ホームストレートで捲ることができ、1位ゴール!!!
結果的に12+10=22pt で圧勝しました。
レースが全て終了し、落ち着いたところで17:00から遅めの昼ごはんのガパオライスをいただきました。
表彰式はまっくらでしたが、ほとんどの参加者が残ってくれていました。みなさん遠方から来られているのに。ホットなイベントだなぁと感じました。
3種目の総合ポイントでトップに立ち、vol.1に次ぐ2度目の優勝を果たしました。
賞品はこの大会に合わせて特別にデザインされたNITTOの27.2mmシートポスト!アルカンシェルカラーのサイクルキャップ。めっちゃイケてる!!!
他にもチェーンリング、ペダル、サコッシュ、Tシャツなどなど沢山いただきました😆
ピストにはピストの楽しさが沢山あるので、やりたい方は一緒に走りましょうー!