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PrusaMini+のエクストルーダを徹底的に掃除してみた

いきさつと参考情報

最近、フィラメントのロードとアンロードでエクストルーダ付近から悲鳴が聞こえます。初めは動き出すのですが、途中からブーとブザーのような音がしてフィラメントが動かなくなります。中を覗いてみると、フィラメントの削れたカスと動かなくなったフィラメントが。しょうがないので、ニッパーで切って何とか上下から取り外します。
ことの発端は、こちらのフィラメントを購入してからです。購入した理由は、ベアリング交換時にファンシュラウド(部分)が変形していたので、予備のパーツをプリントしようとしてこちらのフィラメントを購入しました。適当に5時間ほどeBoxで乾燥させて、TempTowerをプリントしてみました。フィラメントをロードするときに何となく柔らかいな、爪を立てたらけずれるんでは?という不安に駆られながらも見なかったふりをしてロードしてプリントしました。何とかプリントできましたが、出来上がったTempTowerはこのように糸引きだらけ。

これまでの経験から、きっと吸湿だろう、と思いました。購入した翌日のプリントだったのに。こんなことに...…
しょうがない、再度乾燥させようとアンロードしようとしたらブーと異音がして止まってしまいました。なんとか外せたので乾燥させようとしました。異音はエクストルーダーから聞こえた気がしました。開けてみると、削りカスが見えます。そして、ギアに黒いねっとりしたものが絡みついています。

頑張って、アルコールをキムワイプに浸して拭いたのがこちら。

溝に絡みついたヘドロ状のものは、ワイヤーブラシでも取れません
わかりにくいですが、溝にフィラメント材が絡みついています。両側のベアリング部分にもフィラメントの削りカス+グリスによるペーストがべっとり

パーツクリーナーをキムワイプに浸して拭いたのがこちら。

元の写真を撮るのを忘れていました。溝まできれい
こちらも溝に絡みついていたのがとれてすっきり。ベアリング周りもキムワイプで拭きました。パーツクリーナーを吹きかけたのですが良かったのかな。
別の角度から。まだ残っている感がありますが。

ここまで磨き上げて組み立ててプリントしてみました。すると、無事プリントできるではありませんか。ギアが若干すり減っている(変形している)感があります。どなたか、大丈夫!ギア交換だね!と言っていただけると助かります!
Forumで、Minkoさんからも同様のトラブルがモーターの損傷と教えていただき、また交換用のモーターをYoyomakerさんからご紹介いただきました。いつも皆様に支えられています。

是非、こちらをご覧いただければと思います。(過去の記事は下のほうに行ってしまい、表示されない限り検索できないシステムなのが玉に瑕、です)

TPUのローディング、アンローディングも異音がして途中で止まっていましたが、うまくいっています。是非音声ありで見てください。ただし、からからという音がちょっと気になります。

さらに、昨日(9/21)プリントしていたら、異音がしてローディングが途中で止まりました。やっぱりモーターを交換しなければならないか?そして、油断しているうちにYoyomakerさんからご紹介いただいたモーターがアマゾンで欠品となりました。(Quimat Nema 17ステッピングモータ 3Dプリンター用 バイポーラ モータ 40Ncm(56.6oz.in))
う。
入荷まで待とう。

本日、異音がキャッチできました。”異音”を共有したく、動画をご覧ください。


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