コートのボタン製作
コートのボタンが壊れました。ということで自作してみました。
制作と製作
”せいさく” とタイプして変換しようとしたら、“制作”と”製作”が出てきました。”製作”とは工業的な量産を示し、”制作”とは卒業制作など芸術的なモノづくりを示すようです。芸術の域まで達しませんので、ここは”製作”ということで。
ボタンの設計
ボタンの外径を取得し、作ってみました。戻のボタンがこんな感じ。外形20mmです。2つのボタンをチェーンで接続してある感じです。
ボタンの試作1
寸法を測定して試作したものです。
非常にシンプルなものです。
ボタンの試作2
表面に図柄をつけてみました。
両側に図柄をつけたので、途中で切り離して接着剤でつけるようにしました。
接着剤にはアクリサンデーを使用しました。
表側はYukiさんの七宝柄に惹かれ、頑張ってFusion360だけでデザインしてみました。(illustratorを持っていない、使いこなせないというのが理由ですが)
私は、七宝柄を一つ作成して、それをパイプで浮き上がらせて矩形状パターンで複製する方法をとりました。Fusionでは線しか書けませんので。線幅が選べるとよいのですが。
裏側は、唐草模様をフィット点スプラインで描き、パイプで浮き上がらせました。
実験結果
こんな感じに出来上がりました。七宝が細かすぎて何の柄かわからなくなったのが反省点。また、スライサの設定を失敗したのか、サポート上面が汚くなっています。
反省を踏まえたうえで、いろいろな色で作るとよいかもしれません。
ということで作ってみたのがこちら。
先ほどのまでは、大きすぎてボタンとして機能していませんでした。大きさを寸法通りに修正し、ねじ構造にしてみました。これなら、自由自在に組み合わせられます。
こちらにモデルをアップしておきましたので、よろしければどうぞ。