Snapmaker J1のフレキシブルケーブルを交換した
いきさつとSnapmakerサポートとのやり取り
突然、J1がエラーを吐きました。2023年3月14日のことです。
なので、サポートに連絡しました。
すると、翌日には返信が届きました。迅速な対応、ありがたい!
では、ってことで早速写真を送りました。
翌日には写真付きで返信がありました。
私の場合はケーブルの折れ曲がりでした。
By bending and stretching cable, heater and fan turned on and off
って返信しました。
その日のうちに、返信があって、じゃぁすぐにケーブル送るね!ってことで一安心。そのまま京都に向かいました。
京都から帰ると、住所教えて!って。あ、待てどもケーブル来ないはずだ。
21日にメールに気が付き送付先の情報を伝えてもう送ってくれてるのかと思いきや、24日に担当に伝えたから、一週間ぐらい待ってねって連絡が。
無事に4月3日にケーブル2本が届きましたが、ケーブル交換するための方法がわからず。交換方法教えて!のメッセージに返信なし。どのネジ外してよい?ってことで試行錯誤が続きます。
4月7日にやっと最後のねじにたどり着き、交換を終えました。そうしたら、4月8日に動画が送られてきました。ちょっと遅かった..…ありがとうはつたえましたが。
フレキシブルケーブルへのアクセス
蓋を外します。左に2か所、右に2か所ねじがあります。
逆側もねじを外してカバーを外します。ここまでは何とかできました。
裏側に基板があるので、ケースから外す必要がありますが、外れません。ねじが3つしか見つからないのです。
最後の手段と思って、ギアの軸を外してみると第4のねじが。これでやっとモーターとねじが外れました。
ケーブル自体の交換は大したことがなかったです。気になったのはふたを取り付けるときにネジが樹脂を削っており入りにくかったこと。これは何度かやっているとネジ穴がダメになるでしょう。ケースのモデルなど提供されるとよいのですが。
トラブルの原因
J1は二つのエクストルーダが行き来します。最も奥に行ったときに二つのエクストルーダが近づくとケーブルが挟まれる可能性があります。この時には、複数の植木鉢をプリントしていましたのでプリントベッドをいっぱいいっぱい使っていました。
左のエクストルーダのみ使用していたわけですが、左のエクストルーダが右奥のモデルをプリントするときにケーブルが挟まっていたものと想定しています。何度も挟まることでフレキシブルケーブルが断線してしまったようです。
Facebookの書き込みを見ても同じ現象の方が何人もいらっしゃいます。これは設計不良というべきでしょう。とりあえず気を付けて使っていくしかないようです。アタッチメントを作製した方もいらっしゃるようですがForumやFacebookの書き込みが多すぎで今や見つかりません。
ほかにも、シルク系フィラメントでつまりが多発したりというトラブルもあります。Polymakerのシルクフィラメント(Polymakerが悪いわけではなく)では1層ごとに止まりました。吐出量が少ない箇所で詰まるようです。原因と対処について研究された方もいらっしゃいますが、ヒートブレイクの交換と、スペーサーのプリント(入手)と、ノズルの交換が必要で結構大がかりです。ちょっと躊躇しています。きっとそのうちにまた手を動かしますが。
Snapmaker J1、使いこなしてやる!
思うのは、Prusa Mini+の優秀さ。こなれているからだと思いますがこんな苦労をしたことはなかった。
陶芸界で3Dプリントを進めていますが、J1は勧められません。もう少しこなれてくれないとリモートでサポートできません。きっとMK4がいいんだろうな。でも、すでにMini+2台とJ1を持ってるからなぁ。そんなに買って何をつくる?って言われそう。なのでしばらく我慢します。
Happy printing!
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