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シャチョーチャレンジ3続編

シャチョーチャレンジへの参加の理由

いつも独りよがりで作品を作っています。それが悪いことではないのですが、Printablesのコンテストやこういったイベントに参加すると周りの有識者やすごい発想を持った方々から刺激をいただきます。まさに、多様性の効果です。
周りの方のものすごい作品に恐れをなしながらデザインした気がします。(もう、1か月半前のことなので、昔のことになっていて記憶が定かではないです)
それほどのことではないのですが。

実験条件

目的:しゃちょーのイヤリングを作る
実験日:2023年5月
実験環境: 3Dプリンタ PrusaMini+
      ノズル:Kaika 0.4mm、0.25mm
      ノズル交換時期:2022/9/24(0.4mm) 2023/5/14(0.25mm)
      フィラメント:Overture PLAシルクピンク
      ノズル温度:215℃(PLA)

設計手順

皆さんの世界観が素晴らしすぎて、全く手が動かず。それでも何か作りたい、他の方とは方向性を違うものにしたい、オリジナリティ命!ってことでイヤリングを作ることにしました。イヤリングなんてしないのですが。

ということで次の手順で進めました。

  1. 立体イヤリングを用意する。

  2. MeshlabでSmileシャチョーとむっつりシャチョーの2つのSTLファイルをクワッドメッシュに変換する。

  3. Fusion360に取り込み、シャチョーの顔だけ切り取り表裏に配置し、イヤリングの寸法に縮尺を合わせる。

  4. 継いだ部分を滑らかにする

  5. ハート部分をボロノイ加工する。

以前作製したイヤリングはこちら。今回は中にシャチョーを格納しますので、半分に割ったものを使います。前回のものでは薄くて中にシャチョーを入れられなかったので、作り直したようです。

こんな感じでシャチョーの2つの表情をハートに入れられるようにシャチョーの縮尺を調整します。

シャチョーの顔を裏表に張り合わせるわけですが、表情が異なるので輪郭があいません。無理やり輪郭をとって、両者の内側を手で取ることであまり外形に影響ない形をとりました。実はこの工程に最も時間がかかっています。
ボロノイスケッチジェネレータによるボロノイスケッチでハートをくりぬきます。プリントしてみてわかったのは、シャチョーが投獄されているように見えることです。やっぱり、妄想は形にすると見えることがあります。手を動かすことは重要だなと。

結果と考察

ハートもお顔もかなり小さいので、最終的にKaika625ノズルでプリントしました。ご興味のある方、どうぞプリントしてみてください。
使用した部品はこちらで購入できます。

同じ部品を使いたいって方がいればお知らせください。一応、すべてのパーツ、部品の型名がわかるようにタグがとって整理してあります。(整理して、満足して在庫の山を抱えているのが実情)


モデルはPrintablesで共有しました。

https://www.printables.com/model/519735-tecdia-president-model


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