こんなこといいな できたらいいな
いけばな仲間で
「ずぅ~~っと仲良くしましょうね」と
よくいう人がいます
曰く、
「子どもたちもアテにできないし
旦那さんもどうなるかわからないし」
とのこと
確かに独居が増えているって聞くね
わたしの最初のいけばなの先生は
早くにご主人を亡くされて
お子さんもいなかったので
やっぱり独居でした
独居でしたが
いけばなとお茶の先生をずっとされていて
脳梗塞を起こして倒れられた日は
お茶のお稽古日でした
ひとり玄関で倒れていたのを
お茶菓子を届けに来た
お菓子屋さんに見つけてもらい
大事にならずにすみました
ちょっと前にはこんなこともありました
大先生お二人が研究会へ出るために
待ち合わせをしていたそうです
ところが一方の先生が
待ち合わせの時間になっても現れない
時間はきっちり守られる方だし
連絡なしで休むこともない
変だと思い警察に連絡したところ
おひとり暮らしの大先生
やはりご自宅で倒れられていたそうです
このときも早い発見で大事にならなかったそう
最初にでてきたいけばな仲間は
それを心配してるんですよね
定年退職して社会と離れちゃって
更に独居になったら孤立しちゃう
なにかあっても
誰も気づいてくれない見つけてくれない
趣味があってその仲間がいれば
コンスタントに会うから
必ず誰か気づいてくれる見つけてくれる
人生100年って本当にそうだな、と
実感することが多くなってきました
どんどん独居も増えていく
いけばな稽古って終わりがないです
一生かかっても分からない
だから一生習い続けるんですよね
稽古仲間って
同じ趣味だから気もあう、話もあう
つかず離れずイイ感じの距離で
長い付き合いになるから
とても心強い
わたしのへなうさ工房では
教えることができるようになる人を
育てたいなぁ、って願ってます
最初は気軽に
いっちょはなでもいけてみるか、でいいの
長く続けているうちに
気がついたら先生になってて
町のコミュニティになってくれたらいいな
人生100年
いけばなの先生になるのには
10年以上かかります
40代50代からはじめたら
ちょうど定年退職のころ先生になれます
そこから20年30年
先生として長く活躍することができるんです
そういう方が
たぁくさんたっくさん増えるといいな
そう願ってやまないのです
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