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香りをいただく


アドベントクランツのローソクに
2番目の灯が灯りました


さて、このアドベントクランツ、
昨年まではすべて本物の植物で製作してたけど
時代の波にやっぱりもまれちゃった

藁の土台に例年は杉なんかを巻いてたんだけど
あまりにも生花のお値段が高騰しすぎて
今年から下地の見えない部分はフェイクグリーンで覆うことに

案の定の中国産だけどきれいでしょ

お値段ちょこっとお高かっただけあるね

だた作業してる間おもいっきしプラスチック
(ここらへんは、ぷらっちっく)の香りが充満しちゃった

けど、黄金ヒバや薩摩杉
ゴールドクレストの生の木を入れ始めたら
一気に緑の香りに変わったのでした

見えるとこは生花

なぜクリスマスリースやクランツは
常緑樹で作るかといいますと
まず、モミはアダムが死の床にあったとき
この木の油がその痛みを和らげたといわれてて
独特の香りがクランツ制作のとき部屋中に満ちて癒される

常緑樹の香りは悪霊を払うといわれてて香りが大事なのよ

プラスチックの香りじゃ
悪霊も逃げていかないってことだね

そして常緑樹の上に
たくさんの天然の木の実を飾る


真ん中はクリスマスに白いローソクを入れる

クランツは丸い円の中に
正方形にローソクを配置する

永遠のしるしの円と
秩序の正しさを示す正方形がひとつになってる

天井の照明が映ってる

正面に楽園が完全で
欠けたところがいないことを示す
クーゲル(丸いガラス玉)を飾る



これはキリスト教のお話だけど
仏教でも仏様は香りを召し上がるんだよね

だから生花を供え香りがする線香を炊く

造花じゃやっぱり仏様も戸惑うんじゃないのかな?

洋の東西を問わず
生の植物を供えるって一緒だね



ガンガンにパイプオルガンの音が
誰もいない会堂に響く

ところで毎週土曜日午前に
枯れたものを抜いて新しいものに取り換える
メンテナンスをしてるんだけど
土曜日の午前中はパイプオルガンの練習でもある

奏楽者数名が代わりばんこに演奏するんだけど
練習のときは気楽に弾いてるのか音がのびやかで明るい

植物の香りに包まれ
貸し切りでパイプオルガンを聞ける

贅沢な時間なのだサイコー♥




できれば造花じゃないリースを飾ってね
🎄いけばな教室 西宮市🐰
へなうさ工房:甲子園球場そば
090-8214-8739
8739sshuho(@)gmail.com

HP






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