子どもが寝てくれるようになるかも!!質の良い睡眠につながる栄養素と食べ物のお話
今日は前回の記事でも少し触れた、睡眠につながる食べ物と逆に睡眠を妨げる食べ物について
食事を少しだけ意識するだけで、ちょっとした変化があるかもしれませんので、ぜひ意識して見ていただけると良いなと思います。
⬇︎前回の記事
子どもが寝てくれるようになる?質の良い睡眠につながる栄養素とは
その栄養素とは①「トリプトファン」②「鉄分」③「DHA」です。
①「トリプトファン」
トリプトファンは「朝食」に取り入れることが大事です
トリプトファンは人体では生成できないため、食べ物から摂取する必要があります。
朝に摂取することで、日中は脳内でセロトニンに変化し、15-6時間かけて睡眠ホルモンのメラトニンになり、質の良い睡眠に繋がって行きます。ですので、朝トリプトファンを取ることがとっても大事です。
トリプトファンは、バナナ・牛乳・大豆・玉子・魚などに多く含まれると言われており、ごはんやパンといった炭水化物と一緒に摂取されるとより吸収されやすくなります。さらにビタミンB6(レバー、魚、さつまいもなど)や鉄分(レバー、ほうれん草など)を含む食品を一緒にとるとセロトニンの合成が効率的にできると言われています。
②「鉄分」
幼児期における鉄分量が、睡眠習慣に対して影響を与える可能性があると報告されています。レバー、ほうれん草などの鉄分を含む食品を取り入れましょう。
③「DHA」
青魚などに含まれるDHAを16週間にわたって600ミリグラム取った児童群と、取らなかった児童群を比べると、前者は1晩あたりの睡眠時間が約1時間も延び、しかも途中で目が覚める回数も減って、より深い睡眠が得られたという結果が得られた研究もあり、睡眠持続効果と睡眠の質の向上効果があります。
子どもが寝てくれるようになる?睡眠を妨げる食事とは?
アイスクリーム、柑橘ジュース、マッシュポテト、辛い食べ物、豆類、チョコレートブラウニー、生のたまねぎ、揚げ物、ブロッコリーとキャベツ、シュガーレスガム、ポップコーンなどの胃の負担になったり、腸に影響を与え、消化が難しい食事は、就寝前に摂取しないようにすることが大切です。またグルテンやラクトースに不耐性がある場合、夜ご飯や寝る前に砂糖、GI値の高いもの、オメガ3脂肪酸、ビタミンB3の含むものを食べてしまうと、睡眠に影響が出るため、避けた方が良いです。
子供の睡眠について悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ食事も意識してみてくださいね!考えられる可能性は一つずつ取って行ってあげることが、睡眠改善でとっても大切です
以上、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
参考)IPHI妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格取得コース内資料
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