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はじめての海外出張:準備編(6)荷造り

荷造りの際に気を付けた方がよいことをいくつか列挙します。

機内持ち込みの荷物だけでも最悪何とかなるように荷造りをする
まず、スーツケースなどを預け入れる場合は、ロストバゲージ(荷物が出てこない)が発生することを想定してください。PCなどは面倒でも機内持ち込みにした方がよいです。他にも、クレジットカード、ポケットWifi、スマホなどの充電器、電源プラグの変換コネクタ、常備薬、コンタクトの洗浄液、メイク落としやメイク道具、生理用品、一日分の替えの下着…などなど。「これがあればとりあえず到着後一日くらいは乗り切れる」というセットを機内持ち込みの荷物に必ず入れましょう。

液体の機内持ち込みには制約があります
機内持ち込みできる液体に制約があることにはご注意ください。空港のポリシーにもよるのでしょうが、通常個々の容器が100ml以下で、全体で1000mlのジッパー付きの透明バッグに入る範囲でしか液体を持ち込めません。この範囲で化粧品などがすべて収まればよいのですが、もしも収まらない場合は機内に持ち込む荷物の取捨選択をする必要があるかもしれません。

ボールペンは地味に必要なので機内に持ち込むこと
案外忘れがちなのですが、機内持ち込みの荷物にはボールペンを入れておいた方がよいです。入国時に紙のカードへの記入が必要になることが多いのですが、その時にボールペンを持っていないとちょっと不便なのです。

機内持ち込み荷物だけで済ませるという選択肢も…
やや応用編になりますが、最初から機内持ち込みできる範囲の荷物だけで移動するという人も結構いるようです。特に旅慣れた人に多い気がします。無理して真似する必要はないですが、機内持ち込みだけで済んでしまうのであればそうしてしまうのも一案です。個人的には、アメリカ方面と縁の多い人は「機内持ち込みonly」派が特に多い印象があります。フライトの手配でも言及したように、アメリカでは乗継便であっても一旦荷物を受け取る必要があります。この面倒くささを考えたら、確かに機内持ち込みだけで移動するようになるのも理解できる気がします。

機内持ち込み、預け入れ荷物のルールを確認する
預入れ荷物の個数や1個あたりの重量制限については航空会社のウェブサイトなどに情報があるので事前に確認してください。たいてい航空券を買うときに預入荷物の条件(重さ、個数)は明示されています。重量超過の場合には超過料金を取られたりすることがあるのでご注意ください。また、機内持ち込みできる荷物のサイズや制約は航空会社によって結構違いがあります。特に機内持ち込みだけで済ませたい場合は、機内持ち込みの制約をちゃんと確認した方がよいです。

できればスーツケースにはわかりやすい目印をつけて写真を撮っておく
ロストバゲージ(預け入れ荷物が空港で出てこない)になった場合、スーツケースの特徴を英語で説明する必要に迫られます。しかし、たとえば「黒のスーツケース」なんていくらでもあるからあまり特徴にならないですよね?でもそこにキティちゃんのステッカーが貼ってあったとしましょう。これはさすがに強力な手掛かりになりますよね?
キティちゃんのステッカーはちょっとやりすぎかもしれませんが、スーツケースにベルトを着けたり、目印になるキーホルダーをつけておくと特徴が明瞭になります。ただし、キャラものの場合は外国人に伝わらない日本ローカルなものは避けた方がいいです(実はキティちゃんはその点では世界的に有名なので優秀なのですが)。そして、念のためスーツケースの写真を撮っておくのをお勧めします。
目印になるもの(ステッカーやキーホルダー)をつけておくことは、似たようなスーツケースを他の人が間違えて持っていく事故を防ぐという点でも意味があると思います。
人によっては名前や住所、電話番号を書いたタグを荷物につけておく人もいます。実は私はこれをいつもやっているのですが、見知らぬ人に個人情報を晒したくないのでNGという人もいます。

データはクラウドにバックアップしておく
不測の事態に備えて、出張で使うプレゼン資料などの重要なデータはクラウドにバックアップしておくのをお勧めします。こうすれば、もしもPCを盗まれたりPCが不調で動かなくても、最低限出張の目的だけは果たすことができます。

バッグは斜めにかけられるタイプがお勧め
海外旅行のTipsで必ず言われていることですが、海外で歩き回る際に使うバッグはなるだけ肩から斜めにかけられるバッグをお勧めします。リュックなど背中に背負うタイプはスリに狙われやすくなるので避けた方が無難です。


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