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【徒然】「考える」ではなく「決める」ための調査方法

いつもバイクの話ばかりなので
今日は少し毛色の違う話を。
「〇〇について知りたくってスマホを開いたけど、
 気づいたらダラダラスマホでネットサーフィンしてた」

みたいな経験はないですか?
僕はたくさんあります。

タラスマホ(ダラダラスマホでネットサーフィン)を回避するために、

  • さくっと必要な情報を得る

  • そもそも何故その情報が必要なのか

  • 考えると決めるの違い

このあたりを書いていこうと思います。


1.ダラスマホのパターン

先日、愛車Mutt Motorcyclesのタイヤを
ロードタイヤに履き替えたいという記事を書きました。
新タイヤはどれがいいかな〜という内容です。

これを書く前に、どのタイヤがいいか調べていた際に
まんまとダラスマホにハマっていました。

「どのタイヤがいいかな〜」
「まずはブリヂストン、ダンロップ、、、他には〜」
「タイヤもいろいろあるな。サイズ?何それ?」
「へ〜、ラジアルタイヤね」
「はいはい、インチアップか」
「あれ、そもそもタイヤってどんな種類があるの?」
こんな状態。

スマホから多くの情報を目することで
知っている言葉は増えていくのですが、
それは「見たことがあるレベル」。
「自分で説明できるレベル」の知識にはならない。

情報は整理されないまま候補は積み上がっていくのに
対象は絞り込まれていかない。

そんなこんなで気づいたら数時間スマホとにらめっこ。
これはよくないパターンです。

2.ダラスマホの原因

そもそも何のためにタイヤを調べているのでしょうか?

「どんなタイヤがあるか知るため」
これは間違い。

「次に自分のバイクに履かせるタイヤを決めるため」
正しいのはこちらです。

目的は「調査」ではなく「決断」ではないでしょうか?
よく言う「考える」、これは何も進んでいません。
「行動する」という次のフェーズに移行するため、
早く「決断」する必要があります。

そう考えると、情報の集め方が変わってきます。
関連ワードでなんとなく検索するのではなく、
最初からある程度条件を整理する必要がありますよね。

これは、スマホとにらめっこした翌日に僕が書いたノートです。
(字が汚いのはご容赦ください。イメージだけ伝われば・・)

ダラスマホの原因はこの3つだと思います。

  • 検索の質が悪く、自分にとって重要ではない情報が沢山表示される

  • それらを重要な情報とそうでない情報に整理する軸がない

  • 沢山の情報を見ているうちに集中力が切れる

それを解決するためには、
自分は何のために調べるのか。
今どこまでの情報を把握して、
整理が済んでいるのか。
がわかる「思考の地図」が必要です。それがこのノートです。

3.ダラスマホから脱却 思考の地図の書き方例

まずは目的(Muttに履かせる新しいタイヤを「決める」こと)
次に制約条件(Muttがタイヤが履けるタイヤ条件。この場合はインチの指定など)
最後にその時点の方向性(今回の場合は、今後のカスタムの方向性)

これらを最初に書き出し、アウトラインを整理したあと、
その時点でわかっていること、わからないことを加筆します。

バイクが履けるタイヤには何かしらの制約があるはず。
でも自分はそれを知らない。
なのでまずはそれを抑えよう。
となります。

前後18インチ、120/90-18のタイヤが今回の制約でした。
タイヤのサイズ、120/90の意味、前後タイヤの違い・・・などなど
上げればキリがないくらい知らないことばかりでしたが、
とりあえずは↑の3つを抑えてOKとします。

次に新タイヤの候補をリストアップするのですが、
たくさんあるタイヤの中で迷わないよう方向性を確認しました。

ブロックタイヤからの脱却、でも過度なハイグリップは不要。
舗装路で適度にグリップするロードタイヤにしたい。

以上から「オフロードタイヤ(ブロックタイヤ含む)」と
「ラジアルタイヤ」は最初から調査対象外にできました。

バイアス・前後120/90-18・ロードタイヤ
うん、だいぶ候補が絞り込まれています。

いよいよリストアップ。
タイヤメーカー各社のHPで仕様、
ウェビック等のサイトでユーザー評価を整理します。
候補がある程度出たらリストアップをやめます。

無限に時間をかけることはできませんし、
そもそも無限に時間をかけるほど重要だっけ??
ということを常に頭に置いておきます。
(時間をかけ候補が増えるほど悩みます)

そうして出揃ったリストから
最初に書いた制約条件と方向性に合わないものを
ドンドン消していきます。
ここでは迷ってはダメで、
「これは今回の条件に合わない、方向性と違う」と
機械的に消していきましょう。

目的は「決めること」です。
この段階での迷いはこれまでのすべてを無駄にします。
そして、最後に残ったのが「現段階での最適解」です。

4.まとめ

上で書いたような思考プロセスは
多くの人が仕事中にはやっていることだと思います。

  • サービスを購買するとき

  • 顧客に商材を提案するとき

対象を整理して絞り込み決定している
(決定を促している)ことってありますよね。

でもプライベートになると、
ついついダラスマホで時間を溶かしてしまう。
そんなときは紙とペンを用意して、
「思考の地図」を書いてみてはいかがでしょうか。
きっと頭が整理されて、「決める」ことができると思います。

何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では!

余談

正直に言うと今回のタイヤ検討では
「絶対にこれがいい!!」というのがありませんでした。
(心躍る感じがないと言いますか・・)

ここで下記の2択になります。

  • 自分にとってベストな選択肢を待ち続けるのか

  • ベターでも前に進めるのか

僕は後者を取ろうと思います。
待てばベストなものがでる確証はありませんし、
そもそも「自分にとってベスト」が言語化できていない時点で、
どんな選択肢が現れてもわかりませんからね。

余談の余談

でも、バイクカスタムの場合は「考えている」時間も楽しいんですけどね笑

ハーレーはどうしようかな〜

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