「N型とS型の違いってなんやねん。」というのを、アイドルオタクの視点から語ってみた。
先ほど、このような面白い記事を見つけた。
ちなみに私はN型だが、一時期は「SK-POP」に少しだけハマっていた。
そして、この記事の中にはこのような記述もあった。
S型:SK-POP
N型:日本のアイドル(特に坂道)
なるほど、実に面白い。
私自身は「MBTIは心理機能に基づくもの。1文字単位で判断すべきではない」と考えている。しかし、「S型・N型」をとらえる嗅覚は、なぜか最近少しだけ発達してきた気がするのだ。
例えば、欅坂46(現・櫻坂46)は明らかに「N型的コンテンツ」に思う。ちなみに私の友人の1人はかなりの欅坂ファンで、特にこの曲がカラオケの十八番である。かなり、N型感を感じられる曲だ。
一方、乃木坂46や日向坂46は、それと比べるとあまりN型感がなさそうに感じた。それでも、よくよく考えるとやっぱりなんとなく、N型感を感じられるのである。例えば、この曲とか、
この曲とか。
なんとなくNFみを感じてしまうのは、私がINFJだからだろうか。
そもそも、N型感ってなんやねん。
ここまで、坂道曲を使って「N型感」を表現してみたが、今度は、「また違った視点」からそれを探索したい。
私が最近よく使う独自の概念・「ほわほわ系INFP」。そのレジェンドだと私が勝手に考えているのが、元モーニング娘。の亀井絵里さんである。
説明すると、彼女は「ぽけぽけぷぅ」と称されるような天然キャラなのだが、彼女の発言には、ときどき核心をついたような、ハッとさせられるようなものがあるのだ。例えば、以下の言葉とか。
それから、亀井さんと同じ時期に活動していた、留学生のリンリンさん。グループのムードメーカーだが、俗に言うパリピ系とかとはなんとなく「空気感が違う」彼女はENFPではないかと、これまた私が勝手に考えた。
彼女も、なかなか多様な名言がある。例えば、卒業後に日本のテレビ番組に出演した際、彼女は自身の幸せについて、こう語っていた。
他にもこのときは、300歳生きたいだの、火星人に曲書きたいだの、迷言名言を連発していた。そしてそれは、近年のXの投稿にも表れていて、実に面白い。
あとは、この2人の卒業後に加入し、かなりぶっ飛んだ異色なエースとして人気を確立した、佐藤優樹さん。まだタイプ考察できていないが、おそらくN型だろう。
彼女は、幸せについて、こう語っている。
うまく言えないが、この「幸せ」とかを語りたがる、それも独特な言葉で、そんな部分に、底知れぬ「N型感」が表れているように感じるのである。
では、S型感ってなんやねん。
では、「S型感」とは何か。
まず1つ思いつくのが、黄金期(だいたい2000年頃)のモーニング娘。の楽曲。冒頭で紹介した記事でも「S型曲」として、この曲が例に出されていた。
この時期の曲をよくよく考察すると、案外、よくよく考えると深い?フレーズも結構あるように思うが、オタクではない一般層にとっては、ウォウウォウイェイイェイって感じで、振りマネしたくなる曲、そんな感じの印象だと思う。こういう「感覚的にノれる」コンテンツというのが、おそらく「S型感」というものなのだろう。
つんく♂氏の楽曲考察などについては、語るとえげつない長さになってしまうので、今回は割愛する。
それからもう1つ、冒頭で紹介した記事のコメントを読んで思い出したのが、AKB48グループ(特に全盛期)。ちなみにコメント欄では、「S型曲」として、SKE48のこの曲が挙げられていた。
フレーズがキャッチーというのも、「S型感」という面ではありがちなのかもしれない。48グループと坂道シリーズの「空気感」の違いというのも、大変興味深い。
そして最後に、こちらの記事からの受け売りになってしまうが、TikTok。
あれは明らかに「S型的コンテンツ」だ。最近はそうでもないが、以前の私は、TikTokやそれを愛用する層にやや拒否感があったのも事実である。
結局、N型とS型の違いってなんやねん。
思ったより、モーニング娘。の話ばかりになってしまい、大変申し訳ない。
そんでもって、ここまでの話から、「N型感・S型感」の違いを私なりにまとめてみると、こうだ。
N型:哲学み、奥深さ、比喩的、「語り」
S型:シンプル、一瞬の楽しみ、直接的、ビジュアル・感覚的
もちろん、どちらが良い、悪いという話ではない。
N型にはN型の、S型にはS型の良さがあるのだから、尊重しあって、生きていけばいい。
私はN型なので、N型感に共鳴し、「面白い!」と感じることが多い。しかし一方で、「一瞬」を切り取って写真に残し、これまた先ほど紹介した記事にある通りの「S型的コンテンツ」・Instagramに投稿したり、他人の「一瞬」を眺めたりするのもまた、新鮮で面白いと感じるのだ。
なお、ここまでに書いたことは、あくまでも1人の「アイドルオタク兼MBTIビギナー」の1見解に過ぎないという点に、ご注意いただきたい。