頑張ります!は信用しない
仕事で採用面接をよくするのですが
たまにこんな人がきます。
「なんでもやります!」
「とにかく頑張ります!」
やたら気合いというかやる気のある人
こんな人が来たらあなたならどう思うだろうか?
「お!やる気あるねぇ〜いい奴が来た!」
と思う人も多いでしょう。
10年以上、採用面接をして
多くの人を見てきましたが
こういったタイプはすぐに辞めていく。
最近はその傾向がわかってきたのでまとめておこうかと思う
下降するしかない
最初からテンションMAX
やる気満々で働きに来る人間ほど長続きしない。
思うにいきなり120%を超える自分を出してきているのだと思う
イメージすればわかると思うけど
100%を超える自分(モチベーション)を維持するというのは難しい
というか不可能
最初の数日はできるかもしれない
だけど、それを1ヶ月、2ヶ月と続けるのはまず不可能
ドーパミンのようなホルモン物質が出続けない限りは・・・
数日もしくは数週間でガス欠になってしまう。
評論家、批判家になりやすい
これもおそらくドーパミンか何かの脳内物質が出ているだろうからだと
勝手に思っているのですが、会社や同僚の悪いところを指摘し、
いかに自分がいろいろなことに気付ける人間かということを
アピールしてくる。
まるで評論家、批判家のような態度で。
大体が自分のことは棚に上げてなので
それを聞いている上司や同僚たちはドン引きしてしまう。
つまり人間関係がうまく築けない
どんどん自分からはみ出して行ってしまう
闇が見える
そのうち最初に120%だったテンションは下がり40%ぐらいになる。
下落率が半端ない
そうなると今度はネガティブモード
ここで初めて気付く
「あ、心に闇が見える・・・」
そこからはハイテンションモードとネガティブモードを繰り返し
自分自身をコントロールできず退職していく
足元を見て生きてほしい
信頼されるようになる。
任されるようになる。
実力をつけて貢献する。
いきなりは無理。
こちらも望んでない。
だから、ゆっくりと薄い紙を一枚一枚積み上げていくように
日々地道に働いていくことが一番。
言葉よりも行動
そこでしか人は信用しないようになった。