車椅子で、通勤するということ

手動電動切替式の車椅子を、ヘビーユースしています。

約四半世紀前に、途中障がい者となりました。

都心のオフィスへの通勤は、公共の交通機関利用しますと、車椅子利用者には、なかなか厳しいものとなります。

普通に、健常者の時には、
階段や、エスカレーターを、使って、通勤します。
片道、1時間は、かかりません。
途中、最低1度乗り換えないと、自宅からオフィスには、通えません。

ところが、車椅子での通勤となりますと、

JR や、京王線は、
通勤時間の乗降客の大混雑を理由に、

車椅子通勤は、サポート出来ないと、断られました。

地下鉄の始発駅は、駅員が、不在という理由で、お断り。

そもそも私は、早朝から、仕事するのが、効率的なので、始発電車で通勤しておりました。

復職決まって、車椅子通勤の指示が出て、通勤練習等々経ての復職でした。

やむおえず、自腹でタクシー代金支払って、通勤してました。

月に約20万円のタクシー料金掛かります。
父が現役で仕事をしていてくれた、お陰様で、通勤の為のタクシー料金は、毎月支援して下さいました。有難いことです。心より感謝致します。

恵まれています。

私の勤務している事業所には、当時約6000人の従業員が、勤務しておりました。その中の私ともうおひとりが、車椅子利用者。

その方は、自家用車で、ご自身の運転で、通勤なさっておられました。
駐車場代、高速代、ガソリン代全て、会社から支給されておられました。

私は、タクシー代は、自腹でした。

組合に相談しましたけど、通勤定期料金は、出してくれましたけど、タクシー料金は、ダメでした。

障害者雇用により、会社は、国から、助成金貰っているやに聞いておりますけど。、、、



#創作大賞2023

いいなと思ったら応援しよう!