21年間の旅路を見守ってきて。

こんにちは。ぱっちです。

結構前に、わたくしのヲタク歴について書かせてもらいました(勝手に書いてるだけですが…)。
今日は彼らの旅路に、いったんの終止符を打つ日ということで、ファンになってから見てきた風景を、なんか書き残しておきたくて。そうして筆を執っている(キーボードに向かっているだけですが)わけであります。

2007年、山田太郎ものがたりを見ていた私は二宮和也と、櫻井翔という人物の存在を知りました。それよりも「山田太郎」、「御村託也」という人物として知ったかな。主題歌いい曲だな、なんて思いながら、まだ彼らがアイドルグループ「嵐」のメンバーで、他3人のことはまだ知らなかったと思います。

2008年6月、姉が「嵐の宿題くん」を見ていたとき、そこで彼ら5人のことを知るわけですね。それからは曲を覚えるために、当時は無断転載されまくっていたYouTubeや、まだ全然曲がそろっていなかった「うたまっぷ」なんかを参照しながら、少しずつ曲を覚えていったと思います。

翌年、嵐がデビュー10周年を迎え、学校中でも「嵐!嵐!」ってなる時期が訪れます。クラス中の女子が嵐にハマるあの時期です。経験した人も多いでしょ?
そこで「俺さー、嵐好きなんだよね」って(そういったかはあんま覚えてないけど)打ち明けるわけです。クラスメイトは、それを受け入れてくれて、帰り道一緒に、当時の新曲「Crazy Moon ~キミ・ハ・ムテキ~」とか歌いながら帰ったり、休み時間になると、CD持ってきてる友達とラジカセの前にたむろして一緒に曲を聴いたり。あと、恐縮ながら私の特技「耳コピ」で嵐の曲を演奏し、それを利用してもらったこともあります。ダンスの練習だとか、合唱の練習だとか。

小6で初めてCD買ったとかもありますが、それは前に書いたので。
まぁここに書いたこと、ほとんど前に書いたことですけどね。
気づけば、そこからジャニヲタとしての人生が始まっていたんだと思います。

中学・高校と男子だらけの環境にいたので、小学生時代ほど濃密な「ヲタ活」(なのか?)はできませんでしたが、それでもしっかりCDを買いながら生活していました。

私は結構「楽曲と風景(思い出)がリンクする」っていう、特殊な(?)人間なので、特にその中高時代の、リンクしている思い出なんかをせっかくなので書いてみますね。
「お前の思い出なんか興味ね~よ!」って人は、めっちゃスクロール頑張ってください。


2012年3月 ワイルド アット ハート
これは小学校を卒業するタイミングだったので、そのイメージですね。C/Wの「ついておいで」「ふたりのカタチ」も併せて「卒業しちゃったんだなぁ」って気持ちを思い出します。

2012年5月 Face Down
中学校に入って初めてリリースされたシングル。小学校時代を懐かしむことが多かったので、初回盤C/W「ひとりじゃないさ」を聴いては思い出にふけていました。

2013年10月 LOVE
アルバムだってそういうリンクはあります。中2の秋、陽だまりの彼女を見に行った頃ですね。そのころの風景です。

2014年2月 Bittersweet
iPhoneデビューして初めてリリースされたシングルです。そんなウキウキな感情を今でも少し思い出させてくれます。

2014年10月 THE DIGITALIAN
高校受験前のアルバムでしたが、その前の体育祭や部活の旅行なんかを思い起こします。勉強してなかったんですねぇ。

2015年2月 Sakura
中学卒業です。卒業式で流すスライドショーを作る役割になったので、権力を行使してC/W「同じ空の下で」を流しました。

2015年5月 青空の下、キミのとなり
高校に入って最初。高校生活の始まりを思い出します。青キミのジャケ写をLINEのアイコンにしていた友達がいたので話しかけました。そこから高校生活を一緒に過ごした友達です。その友達との出会いも、嵐だったのかもしれません。

2017年4月 I'll be there
急に飛びましたね。2016年になんの思い出もなかったわけではないのですが。あんまり覚えてないです。。。
この頃は高3ということで、いろいろ思い出しながら「Treasure of Life」を聴いてました。

2018年2月 Fine The Answer
大学受験真っ最中にリリースされてましたね。浪人が決まった時には「白が舞う」を聴いていたので、1年間トラウマで聴けませんでした。。。


あれ、もともとこんなに長く書く予定じゃなかったのに。いかに冗長に書いているかがわかりますね。

ちなみに悲しいかな、2011年からしばらくバラエティは全然見なくなってしまっていた時期が長くあり、録画をし始めるのは2018年からでした。今思えば、なんてもったいないことをしたんだろう、と後悔しかありません。楽曲しか楽しんでいなかったとか、これヲタクしてたに数えていいのかわかりません。宿題くんとか嵐ちゃんとか、そこから急に最新のしやがれとか見始めても、ちょっと戸惑うことしかありませんでしたね。浦島太郎状態というか。

さて、そんな風に5人の旅を私なりに見ていたわけですが、実のところ、今年に入って「あれ?」って思うことがいくつかありました。

去年の11月3日、Turning Upがリリースされて、私は嬉々として聞いていました。かっこいいし、好きな曲調だし。
その翌月、A-RA-SHI : Rebornがリリース。これも「あのスケスケで踊ったデビュー曲がこんなにかっこよくなるなんて!」とか思ってました。スケスケリアルタイムで見たわけじゃないのにね。( )

そして年が明けて2020年1月、Turning UpのR3HAB Remix。この辺から「ん?」ってなってきます。

なんか歌う曲英語ばっかじゃん…?

そのまま2月、Reborn Vol.1が出ましたが、これもほぼ英語。あれ?あれ?ちょっと違和感を覚えてきたわけです。

そうしているうちに世間が一変してしまい、ジャニーズ事務所のYouTubeにはJohnny's World Happy Liveがあがりました。そこで歌ったseasonはくるものがありましたね。

その後のワクワク学校オンラインでメンバー同士の絆を再確認して安心したんですが、そのあと打ち出されるRebornシリーズ2連発に、ちょっと嫌気がさしてきました。

「Turning Up with the J-POP」っていう割に、めっちゃ洋楽に寄せてるじゃん、と。

Love so sweet : Rebornは完全に私が原曲に対して感じる良さがありませんでしたし、Face Down : Rebornはなんかよくわかりませんでした。
ファンではありますが、信者ではないので、全て「受け入れたる!」みたいな気概は私にはその時ありませんでしたね。

そうして夏、久々のオリジナル曲「IN THE SUMMER」のリリース。これもふたを開けてみたらほぼほぼ英語。ジャニーズの中で嵐だけは理解できる母親も「何がしたいのか分からない」って言ってました。

そしてこの時期、嵐の活動休止を以て嵐を担降りすることも考えました。

そのままWhenever You Call、Party Startersを立て続けにリリースしますが、これらも英語、英語、英語。
このままだとアルバムも英語の曲ばっかりなのではないか。と、正直This is 嵐のリリースも怖いものがありました。
そして、この予感は半分はずれ、半分的中してしまいました。

これまで「作詞:○○、作曲:◆◆、編曲:△△」となっていた表記は「Lyrics by~~, Music by==, Arranged by---」という完全海外仕様の表記、11曲中4曲がデジタルシングル。なんか消化不良感が否めませんでした。
でも、オリジナル曲(特にDo you...?とThe Music Never Ends)は激熱曲だったので、結果的によいアルバムだったと感じます。

そんなこんなで、いよいよ5人の旅路にいったん休止符を打つ時期が近付いてきた12月。

Mステのまるごと嵐1時間SP、これを見て気持ちが一変します。

照明もせいもあろうが、目を潤わせながら歌うThe Music Never Ends。リリースされて聴いた時の3125倍くらいは感動しました。3125=5^5。おもんないですね。

結局、私は嵐から離れようとしても離れられないんだ。そう気づきました。

そりゃそうですよね、だって自分の人生を変えてくれた5人だから。

そうして迎える、バラエティの最終回ラッシュ。VS嵐、嵐にしやがれ。感謝カンゲキ雨嵐を聴くと脊髄反射で泣きそうになるので、どうにかやめてもらいたいですね。

そうして迎える、12月31日。いよいよThis is 嵐 LIVE。そして、彼らの旅路が、一度終わりを告げる日。

正直、まだ実感がありません。言ってしまえば、音楽や映像は、いつでも楽しめることができるし。
何が変わるか分からない、ということが、寂しさを感じさせないのかもしれません。どうなるんだろう、っていう不安とか、困惑とか。とにかく先が見えてないから、感傷的になっていられないのが私なのでしょう。

最後に。
嵐と出会ってなかったら、今こうしてヲタクしてなかったかもしれない。
嵐と出会ってなかったら、今も鉄ヲタとして世間から疎まれていたかもしれない。
嵐と出会ってなかったら、みんなと出会えてなかったかもしれない。

結局嵐さんは、私の人生の全てなのかもしれないですね。

…なんだよ。最後の曲がThe Music Never Endsって最強じゃねぇか!!!
…あ、ごめんなさい。聴きながら書いていたもので。


改めて、本当に21年間お疲れさまでした。そして、数えきれないほどの夢と感動を、ありがとうございました。
またいつか会える日を、心より待つことが、嵐に人生を変えてもらった人間としてできることだと思うので。


それでは。


This is 嵐 LIVE。焼き付けましょうか。

2020年12月31日 ぱっち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?