グロースハッカー
2015.6.25
グロースハッカーは新しいマーケティング責任者だ
現在、データサイエンティストと並んで、シリコンバレーで最もセクシーな仕事と言われているグロースハッカー。製品やサービスの成長をハック(=新たなやり方で加速する)する人たちです。”ユーザー獲得担当エンジニア”などとも呼ばれています。
優秀なグロースハッカー達は豊富な広告費や予算がなくても、サービスのユーザー数やリテンション率を飛躍的に伸ばすことができる人たちです。グロースハッカーはスタートアップ企業だけでなく、すでにユーザーを多く抱えているエスタブリッシュメント企業からも引っ張りだこになっています。
グロースハッカーの名前が知れ渡ったのは、2012年のアメリカの大統領選でした。 共和党のミット・ロムニー陣営は、スタートアップでグロースハックの実績のあるアーロン・ジーンに招き入れ、グロースハックをかなりヘビーに実行しました。(ジーンのチームは数時間サイクルで、ABテストやWebサイトデザインの変更を実施)その結果、1億8000万ドルの献金を集めることに成功しました。
グロースハッカーの役割は、端的に言うと広告費やマーケティング予算をかけずに、ユーザーをよりエンゲージメントの高い状態に持って行くことです。
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