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青いシャツとって。
色補正という仕事を長くやっていると、色を見るという事から、色を感じるという感覚になってくる。
私「青いシャツとって」
妻「どれ?」
私「青いやつ」
妻「これ? って青じゃないやん!」
たまにある、会話である。
仕事柄、一番感じる色を言ってしまう。
緑の中に赤を感じたり、青の中にオレンジを感じたり、とにかくその他の色が感じられる。
色が抜けたり、変色したりしているのを見ると、その部分が、凹んだ様にも見える。
恐らく、特殊能力である。(色の世界にいる人は分かるかも!)
本来、ホントに高さがあるわけではないのだが、高さを感じることができる!
色補正という仕事では、結構重要な感覚である。
だが、特別な能力ではなく後天的なもので、ほとんどの人は、感じることができると思う。
そして高さを合わせ、まるで地面の穴を塞ぐように、その境い目が分からないように補正していく。
時には、拡大鏡を使って糸一本を染めるような時もある。
また明日も、色補正がんばります(^-^)