ダンガンロンパV3　-世界の悪とは-

何年か前、私が逆転裁判６に人生を狂わされていたころ発売されたタイトル
多分5・6年位前だ…。

ロンパは１・２クリア済み、1＋2のアニメ視聴済み
１：朝日奈ちゃん、さくらちゃん
２：日向くん、左右田くん、唯吹ちゃん、赤音ちゃん
３：これきよ、星くん
生き残るといいなーと思ってた子たち　打率は結構いいほうなのでは？

実は↑のとき逆に論破にはまっていた友人からネタバレをされていてほんのり最後のオチは知ってた
というか、彼女の推しに関係する話は知ってた　実際やったら確かにすきそ～～～とおもった
おうまこきち、名前がすでにかわいいもんな・・・・・・・・
おててちっちゃくて愛だよ…こきち・・・・・・・・

今作私はこれきよくん好きでパンツも奪ったんですけど、なんか声をよく聞いたら鈴村健一で笑っちゃったな…

それはさておき、意外にもダンロン３は賛否両論というレビューを見た。
まあわかる。でもわからん。
個人的には「シリーズ最後と宣言してる作品としてはきれいに終わったな」という印象です。なので、ダンガンロンパという作品としてとても良い終わりだったなーと思うので好きですね！
謎解きの謎、もうちょっと複雑でもよかったなというか（これは１からそうだったかもしれないけど）その章でよくしゃべったキャラが犯行に関与してるパターンが多すぎて謎解きとしてはあまり…？という感じはあるけどまあストーリー読ませるために難しすぎるのはよくないとおもうからこれでいいんやろなーとぼんやり思ってました
そもそも本格的な謎解きしたいならもっと別のゲームがあるしな…ロンパやりたい人って結局さくっと謎解きできてシンプルに気持ちよくなりたいだけ…みたいなところあるし（ゲームプレイの爽快感の種類の話）

以下ネタバレにもならない

個人的には「見てるだけ」の人間が一番害悪だと思ってて（しかもそれをこんな風にレビューしてるだけの人間が最も悪質）今作はわざと1作目をオマージュすることで「ダンガンロンパを好きな人」「これまでに希望峰学園の事件があった」世界を知っている人々を明確に「お前らのせいで彼らは苦しいんだぞ」と語りかけてきてて、だから賛否あるんだなと思うわけなんですが

前述したけど、私はこのV3がちゃんとダンガンロンパの終わりとして機能しているからすごいなと思う。
だってロンパって求め続けられたら永遠に作品がナンバリングされて行って、どんどん進んでいってそのたびに「お決まり」を網羅しなきゃいけなくなるけど、それって最終的には「１が至高」としかならんのよね
それは結果として「同じ体験を何度もする＝最初の衝撃を超えられない」と同義なんだけど、だからそのたびにきっと賛否が出て…ってなっていくと思う
そんなお決まりだらけの世界で、じゃあどうやったら「終わり」にできるのかっていうと「どちらも選ばない」が正解なんだよ…
そういう作り手側からみた究極の答えと、続編くれよって求めるユーザーの声のぶつかり合いだったな…と思います

最近シー・ハルクも実際のユーザーのアンチコメントをわざと作中に出したりして「作り手側もお前らを見てるぞ」って暗に示すコンテンツが増えてきたなと思うけど、一方的にユーザーである「あなた」に良いものだけが与え続けられることなんてありえないんだよ、とクリエイターが思ったそれが表現されてるんだろうか…とおもう
そりゃそうなんだよね
吐いた言葉は呑み込めないし、その言葉はそのまま「あなた」を形作る

だから…生き残った彼らは「どちらも選ばず」立ち去って行ったんだなぁ…ととても感慨深い気持ちになれました
これ1つで見るとモノクマーズのトークがだるいな…となったり、謎もかなりライトだし（そして推しの動機も唐突だった）うーーーーーーーーんってなる感じはあるけれど、ダンガンロンパの作品としてみたら滅茶苦茶良い作品だと思う
少なくともダンガンロンパが好きだ！と思う人はみんな「視聴者」だし、私も含めて賛否両論なコメントをしている人たちも、しっかりとあの世界に取り込まれているのだ…

これはおまけモードでぐぅかわいかったやつ
ねこまるちゃん今見ると滅茶苦茶承太郎くんだな…

左右田くん出るまで頑張りたかったけど滅茶苦茶時間を食らうのが分かったのであきらめてしまった・・・・・ごめんよ・・・・・・