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Lake -フッ軽両親のあいだにうまれて-

美しい湖畔の小さな田舎町に戻ってきた主人公
人生の転機(あるいは休息)を味わうゲームでした
プレイ時間6.8ですが3割くらいは寝たまま起動してた時間なのでたぶん実質3~4時間くらい。だと思う。

選択シミュレーションとのことだったんですけど、あんまり会話を楽しむ…という印象ではなかったかな?という印象
美しい自然の景色とレトロな音楽、気ままな運転と宅配…を楽しむというかなんとなーくこのゲームやりながら明日の夕飯や明日の仕事のタスクのことを考えたり、そんなことしながら街の中を郵便配達し続けるゲームでした。
どっちかというとウォーキングシミュレーション的なニュアンスの方が印象強かった。
知らない道を進むのはとても楽しかったけど。
逆走したり森の中突っ切ってショトカしてたら最後に住人たちから皮肉られて泣いちゃった 車の渋滞作って遊んでてごめん……

これやってて、これまで普段気にもせず遊んでいるゲームって表情とかしぐさ滅茶苦茶大切なんだなと実感しました。
海外特有の皮肉が聞いた言い回しや、小突きあうようなやりとりも日本語翻訳されることで逆に「これは嫌われてる…?」となるようなシーンが個人的には何度もあって、英語でやった方がよかったまであるかもしれんと思っている。

なんか、自分を見つめなおすゲームというよりは本当にだらっと、音楽聞きに行くくらいのゲームだったなぁ。
面白くないわけでもないし景色はすてきだなって思うスポットもあるんだけど、あの町に住むことを考えられなかったというか。
けっこう想像できる田舎町感があって、地元の人たち特有の遠慮のない感じ(気を張らなくてもいい感じ)があるのだと思うのだけどなんかちょっと距離が近くて私個人としては「うーん」となってしまったのが大きい。
両親もまじで放任主義だし…

なので私は町に残らず仕事に戻るルートを選んだ。
結構10日目くらいには「この町に残るか、仕事に戻るか」を迫られるんですが、結構すんなり心は決まったな。結構こういうの残る方を選びがちなんだけど。

あんまり主人公がこの町に残って得られるものがあるように思えなかったのかもな。
だからだったらチャンスをつかめているビジネスパートナーと一緒に会社を大きくする方が、最終的には自分の人生の満足度は上がるような気がした。

めちゃくちゃ眠くなるなって印象のゲームだったので、多少セールのときとかにやるのにちょうどよさそう。


それはそれとして、人生に迷ったとき、なんもない街に行きたくなるの、すごいわかる
ぼけーっと窓の外見て、星空見て、ゆっくりおおきなお風呂に入って、音楽聞いて、知らない街を探索して…ってそれだけでやりたいことが見えてくるから人間っていいよな。私はそういうところが大好きなんだ

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