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COCOON-サナギの世界と生まれ得なかった世界たち-

■パズル(だけじゃないけどメインはこれ)
■1人用
■steam、switch、x-boxgamepass
■プレイ時間大体5時間未満くらい

『INSIDE』と『LIMBO』のリードプランナー・アーティストのスタッフさんが作ったパズルゲーム

なんとsteamの評価は「圧倒的好評」INSIDEもLIMBOも大好きなので温めてたんですが、マイクラやりすぎてそろそろ他のやりたいってなったので始めました。

ちょっとこの先読もうと思ってる人で「蟲っぽい」のが全般ダメな人は後半は読まない方がいいかも
私は結構虫モチーフ大丈夫な方なんですけどなんか生理的に「うげぇ」ってなるところがあったりしたのでその話をするかも(しました)

全体的にネタバレなし、後半は虫っぽいデザインも平気そうな人向けの話


(▽虫なしエリア)

圧倒的好評は裏切らない

スースでスタートで意味わからんぐらい笑った
(なおこのゲーム最初で最後の笑いだった模様)

INSIDEもLIMBOもビジュアルデザイン滅茶苦茶よかったので期待してた通りの美しい始まり。
実際プレイしててもビジュアルアートは本当に拍手物で、とても生々しくて美しい光景が広がっていた

謎解きのさわり心地(解いたときの気持ちよさ)も良い
本当に素晴らしいデザイナーさんだ……

謎解きの難易度も「簡単じゃん」って感じでもなくて適度に頭をひねって「これはどうするんだろう?」みたいなのを試していけるので、意外と何とかなる。
結構やらされてることは複雑だと思うんですけど、何度でもやり直しさせてくれたり丁寧に基本のギミックの使い方を教えてくれるので、「次は**をしよう!」とかのテキストが一切なくても遊べる。


ちょい分かりにくいんですけど地面にレンガっぽいものが並べてあるのが
さらっとヒントになってるのも素晴らしい

謎解きの難易度、解けたときの気持ちよさ、そのあたりこめてやっぱり「圧倒的好評」は裏切らんな…という気持ちだった。



世界を内包する世界とビー玉

このゲームの特徴のギミックがこのビー玉

中に沼地の世界が入ってる

特定の装置の上にこのビー玉を置くと、その世界の中に飛べる。
そして、この緑の玉の中に赤い球を置いてくると

こうなる。生物の授業で見たことあるね

こんな感じで世界Aで謎解きをして世界BにAを持ち込んで…進めなかった世界Bに必要なアイテムを回収して…みたいな感じで世界を行き来してどんどん前に進んでいく。というのがこのタイトルの謎解き



んで

ここまでは事前情報で知ってたのでまあ普通に面白そうなパズルゲームじゃ~~んてなるやん?

は?????

なんと ボス戦があります

いやまじでなんで?
私全然バトルすると思ってなかったからなんかのギミックかなっておもって4回くらいやり直したよ
(目の前からやり直しなので優しい)

ボスを倒すと新しい能力的なものが解放されてさらに前に進めるようになる……というなんかハクスラっぽい要素もあったり…
使うのが移動+1キーだからできる芸当ですね…

ていうかなんならシューティングとか弾幕ゲームみたいなのもあるのでこのゲームパズルゲームの顔してるけどやりたい放題なタイプのやつだ……って2面のボスやった時に思ったよね
なのでまあそんなパズルパズルもしてないので息抜きの戦闘とかも楽しんで遊んでもらえたらいいなと思います

私は普通にアクションもシューティングも弾幕ゲームも苦手なので「だっはっは!!!!!!!!こ~~~れクリア無理かもしれん!!!!!!」っていいながらやってました
残機があるわけじゃない+たぶんある程度挙動は固定なので、落ち着いていけばなんとかなります

そんなわけで、なんか雰囲気のいいパズルゲームやりたいな~って人にオススメです





(▽虫っぽいものエリア)

ワンクッション

ライティングや影の表現みると「あ~INSIDEの人だな~」ってなりますね
(私は先にINSIDEをやったので)


「きっ・・・・・・・・」


序盤で結構「あ、キモイかもしれん」ってなった

いやあのほんとにタイトルが「cocoon(サナギ)」だしイラストは細胞っぽいビジュアルしてるしなんなら主人公が羽化したてのセミっぽいんだから想定してからプレイしろて感じなんですけど
まさかこんなちゃんと「動きのキモさ」を再現してるとは思わんやん……

私、クモがサイズに関係なく全部だめで、それに引きずられてなんかカニとかの足が長い昆虫系の生き物の動きがダメなんですよね……あと複眼も苦手…
ただ、ビジュアルでバンといらっしゃる分には平気で、マイクラの蜘蛛とかはぜんぜん素材くらいにしか見えてないんですけど、足が動くのは本当にキモイ

なので結構全体的にキモ…ってなるシーンが要所あったのでまあそういうのが根本的にキツイひとはちょっと薄目でやるとかした方がいいかもしれない。

これとか 静止画で見ると平気なんだけどな…

(もっといろいろスクショ撮ってるかなって思ってたけど気持ち悪さを回避することに労力さいてて撮れてませんでした)

節足昆虫系・複眼系・カブトガニの裏面・サメのエラ的なものはいっぱいありました
私は↑全部だめ!!!!!なので前半に書いたボス戦的なものも含めて「だっはっはっはっは!!(真顔)」みたいなことになってました。
プレイできないわけではないのでクリアまで頑張りましたが……今日絶対夢に出るとおもうんだよな…


やりたい放題じゃん

上記にも書いたんですが、このゲームのギミックは世界を持ち運んで謎解きを進めていくというかなり面白い仕様なのですが、終わりに行けば行くほど謎解きは難しくなっていくものでして

この時もう何してるか、今この手に持っている玉がどういう状況にあるのかわかってなかった

そのうち
『緑の世界を内包した赤い世界が入った緑の世界に緑の世界をいれた緑の世界のビー玉を持って緑の世界にいる』とかいうなにいってんだこいつ状況になるので覚悟しておいてほしい。まじでやりたい放題じゃん。
ちなみに謎解きできたときの気持ちよさは段違いでした。

そして進めなくなった時に何が間違ってるのかわからん…みたいな混乱状態になったときに、とにかく今できる手段はすべて試してみよう!!で何となく前に進めるのもいいところ
滅茶苦茶難しそうに感じるかもしれませんが意外と何とかなるので、歯ごたえがあるものっぽいものをやりたい!時にめっちゃオススメ

世界に飛び込むときの音やエフェクト・演出とか本当に気持ちいいのでぜひやってほしい

なんかやってるとMIBかな?ってだんだんなってくるのもおもろい
多分アイディアに一役買ってるとおもう

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