私が書いた小説の1節 その4
又四郎ちゃん、今日のことをよく覚えていてね。私は又四郎ちゃんのことが、大好きよ。あまり、パッとしない人生だったけど、あなたに会えたことが、本当に良かった。ずうーっと、あなたのそばにいたいと心から思うのよ。あなたのその小さなお手ても、いつか、力強く夢を掴むたくましい手になるわ。あなたのその可愛い足も、どこまでも進むための力強いものになるのよ。あなたのその、あどけない、お目目も、鋭い光を帯びるようになる。あなたの、素晴らしい人生が待ってるのよ。でも、もし何かにつまづいて、うまく人