たそがれたくなります
映画『めがね』が
とても好きなのですが。
「たそがれる」ってことが
よく出てきます。
今月はとても忙しくて、
ずっとバタバタしていたのですが、
ふと空を見ると
美しい雲が見えたりすると
思わず見惚れてしまいます。
たそがれてみたい、
そんな雲でした。
動くペースというのも
年齢に応じてあるのだなぁと
この暑くて忙しかった9月を
駆け抜けてみて
ようやくわかりました。
特にわたしは、
『たそがれる』時間が
とても必要だとも思いました。
動いている時は、
いろんなことを考えて、
感情もいろいろ湧いてきて
頭がパンクしそうになります。
それでも、
ごちゃごちゃした考えを
あっちにやり、
こっちにやって、
なんとか凌いで
生きているのです。
それが続くと、
自分を見失うというか、
本来の自分が薄れていくような
気がしています。
たそがれは、
そんな自分を
元に戻す、というか、
本来の自分になる、というか。
そんな時間を過ごしたいのです。
一度、クリアにしないと、
次の情報が入ってこない!
そんな感じになります。
だから、映画『めがね』では、
都会で忙しすぎた人たちが、
たそがれを求めて
やってくるのだろうなぁ。
たそがれって
どこでも
出来ます。
やる気次第ですが。
(本当は、たそがれにやる気はいらないですが・・)
今なら、窓を少し開けて、
秋の夜長の時間を
楽しんでみませんか。
虫の声がしたり、
楽しそうな会話が聞こえてきたり。
ただただボーッとしてみてください。
みんな忙しすぎだなぁ
そんなことを思った9月でした。