徹底的にやり尽くす際には「殺す気でやる」と言いたい
突然ですが、「死ぬ気でやる」という言葉を聞いたことありますか?
私は人生の最中、何度か聞いたことがあります。
では、その言葉を好むか?使いたいか?と聞かれれば、NOと答えます。むしろ、「死ぬ気でやる」の代わりに使おうと決めている言葉があるくらい。
それは、タイトルにも取り上げた「殺す気でやる」です。
「死ぬ気」も「殺す気」も、徹底的にやり抜くという意味では共通していますが、「殺す気」の方を使いたい理由が2つあります。
まず、「殺す気」の方が、問題解決に意識が向きます
「死ぬ気で」と言うと、「どれだけ自分を犠牲にしたか」という面に意識が向きます。
一方、「殺す気で」なら、「どれくらいのことがやれたか」という面に意識が向きます。
自分を痛めつけた分だけ結果が確実についてくるなら、死ぬ気でも実用面では良いでしょう。
しかし、そうとも限りません。
自分を追い込むことばかり意識して、ただの自分虐めに繋がったり。より効率的な手や、楽な手を求めず、不便な方法に執着したり。
「殺す気でやる」の方が、本来の目的に集中しやすくなります。
更に、精神衛生上でも「殺す気でやる」という言葉の方が良かったです。(少なくとも私の場合は)
目標が大きなものであるからといって、自分を犠牲にする必要などない。大きな目標を成し遂げたあの人もまだ存命。
そう思うと、目標に打ち込もうと肩肘張った状態から、少し力が抜けてきます。
そんな感じで、徹底的にやろうと決意したときは「殺す気でやる」という言葉を使いたいと思います。