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被写体をはじめたお話

一昨年の12月、被写体をはじめた。 きっかけは、とあるポエトリーリーディングの稽古場での大喧嘩。大反撃。大噴火。自分を蔑む何かをぶっちぎった、振り切った瞬間だった。 最初は怖かったカメラを真っ直ぐ視れるようになって、撮影をだんだん楽しめるようになった。絵を描くみたいな、作品を創るわくわく感。作品に映り込む喜び。どうとでも振る舞える開放感。 海岸を走り回ったり、風に吹かれたり、寝そべったり、大雨に打たれたり、何でも出来るあの時間が大好き。 そういう類の作品撮りがしたい。

    • タロットの魅力に出会った日

      タロットカードの魅力に出会ったのは約2年前。絵柄の美しさ、カード解釈の奥深さ、スプレッドの状況を切り取る明快さに魅了され、様々なカードデッキを集めはじめた。 中でも1番に惹かれて入手したのが、 Colette Baron-Reid氏による、 "The Good Tarot"だ。 繊細なタッチで色彩豊かに表現されたデッキの世界観。美しいカードたち1つ1つと、自分の内面とをリンクさていくことによって、自分の心に対して、神秘的な空気をまとった新たな見方が生まれてくるように感じる。