今の当たり前は、常識ではない
引越しする度にぶつかる、違和感がある。
『転勤族あるある』だろうか。
その街や学校でのルールがあり、周りはそれが常識だと思っていること。
下の子はこれが本当に嫌だったようで、「どうしてこんなに違うのか」という不満と、それを周りには分かってもらえないというもどかしさと戦っていた。たぶん、2年近くは。
この「違い」は本当に挙げたらキリがない。それを「そんなの当たり前でしょ」と周りは思っているのは地味にストレスなのだ。
いちいち違いを言うのもキリがないし、「前の方がよかった」などと言ったら学校では仲間はずれにされかねない。
でも「引越しが多くて良かったこと」とも言える。「今の常識は全国共通ではない可能性がある」ということを知ったことだ。私も子供たちも。
そういう私も【郷に入りては郷に従え】で、なるべく波風立てないように生きている。