形ないものは壊れない?
洗い物をしていたらコップを割りそうになった。
そして、浮かんだ「形あるものはいつか壊れる」という言葉。
だとしたら、「形ないものは?」
そんなことを考えた。
元々形がないものは壊れようがない。
しかし、例えば人間関係など形ないものをも「壊れた」という。
もしかするとそれは「壊れた」んではなくて
「変化」したってことではなかろうか?
夜空から明けて青空になるように
満ちたり引いたりする海のように
灼熱の太陽から落ち葉舞う穏やかな季節のように
引いては寄せる波のごとく変化しただけ。
ならば離れたと思ったその関係は変化してまた寄せ合うこともあるのだろう。