#WeNeedCulture
「文化芸術復興基金を創る」という目的のもと、演劇と音楽と映画が結集して国に協力を求めるという取り組みです。今危機に陥っているこの業界を、民と官でともに支えていこうと提案しています。
5月22日に文化庁へ要望書を提出しました。
提出日前後のネットでの配信を視聴していて、3つの業界とも、こと裏方の窮状をしっかりと伝えていただき、感激しました。僕ら裏方の必要性は、一般の人には大変伝わりにくくて、しかも、僕ら自身も発信力が弱い。ああいう形でアーティストの皆さんを中心に発言していただけたことに関しては、ほんとに「ありがとう」の言葉しか出ません。
ほんとありがとうございます!
そしてこれから、その基金でやるべきこととは・・
要望書提出のときの意見交換では、国は「今のみなさんの業界の危機を救うためには、すぐに現金化して配るのがいい」という考えだったと思います。これはこれでありがたいのですが、WeNeedCuture側は「基金として積み立てて、この危機以降も支えとなるものにしたい」という考えでした。しかも重要なのは「ハコ」に対する支援が必要という事でした。
演劇、音楽、映画、この3つの文化芸術には「ハコ」つまり「会場」の存在が不可欠です。「小劇場」「ライブハウス・クラブ」「ミニシアター」はアーティストが育つための「入口」として大変重要な役割を担っている、そして文化芸術の多様性を支える役割も持っていると思っています。
これらの「ハコ」今の状況では、「3密」で危険と思われても仕方がないですよね。しかし、いづれ訪れる「日常」のためにも現状での「ハコ」の持続は欠かせません。なので、ぜひそのために基金を使ってほしいと思います。
ちょっといやらしいですが、三段論法というやつで・・「風が吹けば桶屋が儲かる」的な感じで・・「ハコが残れば裏方潤う」みたいな。
大義名分的には・・来るべき芸術文化の「再噴火」の日にしっかり役割を担えるように、ゴールの見えない我慢が続きます。が、明るい未来を信じつつ、準備を進めていきましょう。その日、芸術文化を支えるために・・
やけ酒呑んで、がんばりますよ!
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